小道からさらに5メートルほど奥に入ったところで腹部が大きく膨らんだヘビを発見。そのヘビは全長6メートルほど(一部報道では9メートル超とも)で、アディアンシャさんの気配を感じるとさらに5メートルほど奥の茂みに身を隠したという。
英ニュースメディア『The Sun』によると、シリアティさんは頭から吞み込まれ、ヘビの口からは脚の一部が飛び出している状態だったそうで、アディアンシャさんはその後、地元の人々の助けを借りてヘビを殺し、午前11時頃に遺体を取り出した。
なおシリアティさんは5児の母で、一番下の子供はまだ3歳だった。遺体はすでに埋葬されたが、脚には噛み傷があり、当局は「遺体は完全な状態だったが、骨が砕かれていた」と明かしている。毒を持たないニシキヘビは、獲物に噛みつくと体に巻きついて締めつけ、窒息させて丸呑みにするそうで、このニュースには「かわいそうに」「ひどい死に方だ」「苦しかっただろう」「ニシキヘビにとっても悲劇」「少し前にも同じような事故があったばかり」といったコメントが寄せられた。
ちなみにインドネシアのスラウェシ島でも先月7日、自宅近くの森で女性(50)の遺体がヘビの腹部から見つかったばかりで、道路の整備や予防措置など地方自治体の支援を期待する声が高まっている。
画像は『Kompas.com 「Wanita di Luwu Tewas Ditelan Ular Piton 6 Meter Saat Hendak Beli Obat Anak」』『Tribun Ternate 「Tak Kunjung Sampai, IRT di Luwu Sulawesi Selatan Ditelan Ular Piton, Diseret Sejauh 5 Meter」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)