エリザベス女王の新たな銅像が、英ハンプシャー州の町でお披露目された。2022年の「プラチナ・ジュビリー」を記念した作品は、王冠とローブを身に着けた女王の威厳のある姿を表現したものだ。多くの人々はSNSで「素晴らしい」と称賛した一方、「女王に見えない」「これはひどい」と残念だとする声があがった。9月には北アイルランドで女王の銅像が披露されたが、その際にも「まったく似ていない」との酷評が相次いでいた。
英ハンプシャー州の町アンドーヴァーにあるリバーサイド・パークで現地時間9月27日、エリザベス女王の銅像の除幕式が行われた。
この銅像は、女王が2022年6月に即位70周年記念「プラチナ・ジュビリー」を迎えたことを記念し、テスト・バレー区議会が制作を依頼したものだ。女王は同年9月、スコットランドのバルモラル城で静かに崩御された。
新たな銅像は、王冠を被ったエリザベス女王が大きなネックレスを着け、長いローブをまとった姿を表現している。女王は片手を差し出し、笑顔を浮かべている。
制作したアーティストのエイミー・グッドマンさんは、「亡き女王の彫刻を制作することは、とても光栄で貴重な経験でした」と述べ、「女王の温かさと謙虚さを表現したかったのです」と付け加えた。
制作にあたってエイミーさんは地域のグループや学校と協力し、女王の思い出や町とのつながりを集め、