インドネシア南スラウェシ州ルウ地域で2日、30歳の女性が全長6メートル超のニシキヘビに頭から丸呑みにされているのを夫が発見した。女性は男きょうだいの家に一人で向かう途中で、襲われた場所は自宅から500メートル離れた森の中だった。インドネシアのニュースメディア『Tribun Ternate』などが伝えた。
亡くなったのはシテバ村のシリアティさん(Siriati、30、一部報道では38歳とも)で、村の事務局長のイヤンさん(Iyang、38)によると事故が起きたのは2日午前7時半頃だという。
シリアティさんはその日の朝、子供の薬を購入するため、一緒に行く予定だった男きょうだいスディンさん(Sudin)の自宅に向かっていた。ところがシリアティさんがいつまでたっても姿を見せなかったため、スディンさんが彼女の夫アディアンシャさん(Adiansya)に連絡した。
シリアティさんの自宅は主要道路から離れた場所にあり、スディンさんの家まではどうしても森の中を通らねばならなかった。そのため胸騒ぎを覚えたアディアンシャさんが妻を捜しに出かけたところ、自宅から500メートルほどの森の小道で妻のサンダルを発見した。
サンダルが落ちていた場所のそばには、ヘビがシリアティさんを森の茂みへと引きずり込んだ跡が残っており、アディアンシャさんは「妻がヘビに襲われた」と直感したそうだ。
そしてアディアンシャさんは、