イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】エリザベス女王、フィリップ王配の最期を看取る

このように伝えた。

「殿下に少しでも長生きしてもらうために、心臓手術を行ったのです。おそらく100歳の誕生日が近かったことも考慮したのでしょう。しかし殿下はそんなことは気にしなかった。ただ単に自宅のベッドに戻りたかったのです。病院で死を迎えることを、彼自身が望んでいたはずがありません。」

『Daily Mail Online』が取材した王室スタッフによると、4月に入ってからの王配は手紙を書いたり読んだりするなど、良好な状態だったという。ここ数週間の暖かい日には足元に毛布をかけて日向に座り、うたた寝をしたいなどと話していたそうだ。身の回りの世話を自分で行うことにこだわり、亡くなる前の数日間は補聴器の装着を拒み、私室に車椅子が現れた時には「そんなものは私の視界から消してくれ!」と叫んだという。

フィリップ王配は1952年以来、22,219回の単独公務と637回の海外ツアーに参加した。有名な失言やウィットに富んだ発言も話題を呼んだが、最も献身的な王族の1人として96歳まで公務を続けた。

バッキンガム宮殿の公式SNSは現地時間10日、2人が結婚50周年を迎えた1997年に述べたエリザベス女王の言葉を次のように引用した。

「彼(フィリップ王配)はまさにこの数十年間、私の居場所となり、力を与えてくれました。私と彼の親族全員、そしてこの国と他の多くの国々は、彼から多大なる恩恵を受けました。その恩義は、私達には計り知れないものなのです。」

画像は『The Royal Family 2020年6月9日付Instagram「This new photograph of The Duke of Edinburgh and The Queen was taken last week in the quadrangle at Windsor Castle to mark His Royal Highness’s 99th birthday tomorrow.」、2020年6月10日付Instagram「Wishing The Duke of Edinburgh a very happy birthday!」』『The Royal Family 2021年4月10日付Twitter「At The Queen’s Coronation in 1953, The Duke of Edinburgh swore to be Her Majesty’s ‘liege man of life and limb.’」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

英王室史上最長となる73年間連れ添ったエリザベス女王とフィリップ王配(画像は『The Royal Family 2021年4月10日付Twitter「At The Queen’s Coronation in 1953, The Duke of Edinburgh swore to be Her Majesty’s ‘liege man of life and limb.’」』のスクリーンショット)

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