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writer : ac

【海外発!Breaking News】全身が大小の腫瘍で覆われる42歳女性、手術を受け「美しいと感じる」と笑顔(トリニダード・トバゴ)<動画あり>

「少しでも腫瘍の数を減らせないか」と国外の医師に助けを求めることを決意。米カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に頭頸部がんの専門家として活躍し、「オズボーン・頭頸部研究所(Osborne Head and Neck Institute)」の所長でもあるライアン・オズボーン医師(Dr. Ryan Osborne)を探し出した。

同医師は「腫瘍全てを取り除くのは不可能」と忠告しながらも、約6400キロ以上離れた異国からの患者を快く受け入れ、シャーメインさんは「これが最後の希望」とアメリカに飛んだ。

オズボーン医師はがん専門医として20年以上のキャリアがあるベテランであるが、シャーメインさんほどの重症例はそれまで見たことがなかったそうで、「彼女の人生を大きく変える、一生に一度の機会になる」とリスクが高いことを承知で手術に臨んだ。

手術は皮膚を一度に切除しすぎると感染症の危険があるうえ、痛みも伴うため、10週間以上をかけて24回行い、全部で60時間をかけた。顔を中心に、口の中や脚の巨大な腫瘍を含む相当数を切除しており、シャーメインさんは最後の手術から4週間後に帰国した。

手術のビフォーアフターは、米リアリティチャンネル『TLC』の新シリーズ「テイク・マイ・チューモア(Take My Tumor・私の腫瘍を取って)」で公開されており、手術前は隠れていた目、口、鼻が見えるようになり、視界が広がり食事もスムーズにできるようになった。何よりも重要なことは呼吸が楽になったことで、シャーメインさんはとびきりの笑顔を見せ、このように述べていた。

「オズボーン医師は期待していたよりも多くの腫瘍を切除してくれたの。特に顔のデコボコがだいぶ消え、メイクもできるようになったわ。脚の大きな腫瘍がなくなって長く立っていることができるし、バランスもとれている。それに人生は100%良くなったし、自分がとても美しいと感じることができるの。手術後は別人になったようなのよ!」

ビフォーアフター。シャーメインさんは「人生は100%良くなったし、自分がとても美しいと感じることができるの。手術後は別人になったようなのよ!」と語った(『TLC Facebook「Tumors Before and After | Take My Tumor」』より)

ちなみに多くの視聴者は、オズボーン医師の素晴らしい仕事ぶりを称え、シャーメインさんには「これまでどれだけ大変な思いをしてきたことか…。前向きな姿にインスパイアされる」「美しい人だ」「なんて強いのだろう」「手術が上手くいって本当に良かった」「これ以上苦しむことがありませんように」「治療法が見つかることを祈っているよ」といった温かいコメントを寄せていた。

画像は『tlc TikTok「Dr. Osborne hopes he can sculpt Charmaine out of the mass of tumors that surround her body」「Charmaine’s condition is severe」「Charmaine has NF」「Replying to @Jari Marquez955」』『TLC Facebook「Tumors Before and After | Take My Tumor」』『The Sun 「STRANGER DANGER Mum covered in thousands of tumours is abused in the street by strangers who think she’s contagious」(Credit: Mercury Press)、「MUM’S AGONY I’m covered head-to-toe in HUNDREDS of painful and itchy tumours – strangers point and stare」(Credit: Mercury)』『Born Different Instagram「The family have set up a GoFundMe」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

完治する治療法がない遺伝性の難病「神経線維腫症I型(NF1)」を患っているシャーメインさん(42)。母親が軽い神経線維腫症I型で、13歳の時に初めて、顔に小さな2つの腫瘍ができているのに気付いたという(『tlc TikTok「Charmaine’s condition is severe」』より)

母国では症状を軽減できる医者が見つからず、そのうち数千という腫瘍が全身に現れ、鼻や口の中、性器までも覆うようになった(『tlc TikTok「Dr. Osborne hopes he can sculpt Charmaine out of the mass of tumors that surround her body」』より)

脚にできた大きな腫瘍。立っていることや歩くことが困難で日常生活に支障が出るようになり、孫と遊ぶこともできなかった(『tlc TikTok「Charmaine has NF」』より)

手術は皮膚を一度に切除し過ぎると感染症の危険があるうえ、痛みも伴うため、10週間以上をかけて24回行い、全部で60時間をかけた。写真はアフターのシャーメインさん(『tlc TikTok「Replying to @Jari Marquez955」』より)

米アラバマ州に住むシングルマザーも遺伝性の神経線維腫症I型を患っている。2020年にメディアに登場し「外見への偏見をなくしたい」と訴えていた(『The Sun 「STRANGER DANGER Mum covered in thousands of tumours is abused in the street by strangers who think she’s contagious」(Credit: Mercury Press)』より)

アメリカ領ヴァージン諸島にあるセント・クロイ島に暮らす1児の母も神経線維腫症を患っている。彼女は2021年のインタビューで、8歳になる娘が「自信を与えてくれた」と語っていた(『The Sun 「MUM’S AGONY I’m covered head-to-toe in HUNDREDS of painful and itchy tumours - strangers point and stare」(Credit: Mercury)』より)

米アラバマ州在住の少年も神経線維腫症I型を患っている。2022年に母親が「普通の生活をさせたい」と涙ながらに訴えていた(『Born Different Instagram「The family have set up a GoFundMe」』より)

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