海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】21年一緒だった愛猫を亡くした女性、日本人トリマーからの特別なギフトに涙止まらず(米)<動画あり>

動画の視聴者からはこのような声が寄せられた。

「私ならその日は一日中、他のことは何も手につかずに取り乱したままでいるだろうな。」
「これは私が見た中で、最も切なくて優しい贈り物。このトリマーはあなたとアリバイを心から愛しているのね。」
「とても優しさを感じるわ。アリバイのトリマーのような人がもっと増えてくれると世界はもっと良くなるのにね。」
「今、私はあなたと一緒に泣いているわ。なんて思いやりのある優しい行動なんだろう。アリバイは素敵な人たちに囲まれていたのね。」

また、ペイジさんは米ニュースメディア『Newsweek』の取材に対して次のように語っている。

「アリバイはグルーミングで毛を乾かしてもらう時、トリマーの大谷さんにいつも擦り寄っていたほど懐いていました。でも彼女はアリバイが高齢のため、いつか虹の橋を渡ることを知っていたのでしょう。」

「最初は贈られたものがメッセージカードとフレームに入ったアリバイの写真かと思ったので、本当に感極まってしまいました。こんなに心のこもった贈り物だとは思わなかったから…。」

ペイジさんは後日、新たな投稿でアリバイの写真を公開しており、動画に寄せられたコメントをトリマーの大谷さんが「全部読んで喜ばしく感じている」と明かした。

21年間一緒に過ごしてきたアリバイとペイジさん(『paige like a piece of paper TikTok「Replying to @cj」』より)

なおテックインサイト編集部は、ペイジさんに贈り物をした猫専門の訪問グルーミング「Purrfect Kitty Inc.」の大谷正子さんに直接話をうかがった。

「私の元お客様(アリバイのオーナー)から『2月10日にTikTokにアップしたから見て』というテキストメッセージをもらっていましたが、それを見たところバズっていて! 今も毎日閲覧数が増え続けている状況に大変驚いています。アリバイちゃんとの出会いは2021年の8月4日でしたが、すでに18歳と高齢で、自分で毛づくろいすることができなくなっていました。ロングヘアの黒猫で、おとなしいお利口さんな猫ちゃんでした。」

「おばあちゃん猫なのにまたたびのおもちゃが大好きで、グルーミング後はいつもご褒美でまたたびのおもちゃをあげていました。アリバイちゃんの最後のグルーミングは12月28日でした。2年半と短い間でしたが、オーナーが毛玉ができないようにということで3、4週に一度訪問していました。」

大谷さんのもとでグルーミングを受ける元気だった頃のアリバイ(画像提供:Purrfect Kitty Inc.)

また、今回のアリバイの被毛を保管してオーナメントを作る「Cat hair creation」というアイデアをいつ思いついたのか、そして大谷さんのサプライズ・ギフトが話題になったことでどのように感じたかを尋ねたところ、このように明かしてくれた。

「Cat hair creationは、2010年位から始めました。バッグ、クッション、ペンダントトップ、オーナメントなど亡くなられた猫ちゃんのオーナーにいままでの感謝や思い出の品として差し上げています。サプライズすることが好きなので、オーナーに秘密で毛をひたすら集めて様々なものを作っていますが、沢山の方からお褒めの言葉をいただいて嬉しいです。」

アリバイがいなくなり悲しみに暮れていたペイジさんにとって、今回の大谷さんの心のこもったホスピタリティな贈り物がどれだけ彼女の心を癒すことになったのかは言うまでもないことだろう。

@paige.playsnext Please ignore the way I look — I really let myself ugly cry here but I have never been so moved by something in my entire life #petloss #cats #grief ♬ original sound – paige like a piece of paper

画像1~3、5~8枚目は『paige like a piece of paper TikTok「Please ignore the way I look」「Replying to @cj」』『WHSV 「Grottoes woman ‘prescribed’ new cat by her doctor, forming a special bond」』『Nat TikTok「maybe one day but definitely not anytime soon.」』『Plutotherottweiler TikTok「Best greeting ever!」』『Thaís.Nino TikTok「Não acredito em fantasma,tá gente ?」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

米バージニア州在住の女性は2023年9月、通院している担当医に気分の落ち込みを指摘された。そこで飼い猫が亡くなったことを打ち明けたところ、処方箋に「Get a cat(猫を飼いなさい)」と書かれたという(『WHSV 「Grottoes woman ‘prescribed’ new cat by her doctor, forming a special bond」』より)

米アリゾナ州在住の女性は2022年11月、犬の被毛だらけの車内の動画をSNSに投稿。愛犬を亡くしたばかりで掃除ができないことを明かしていた(『Nat TikTok「maybe one day but definitely not anytime soon.」』より)

英ケンブリッジ在住のTikTokユーザーが2021年11月にある動画をSNSに投稿。飼い主の死後に天国で待っている愛犬が迎えにくる様子をイメージしたものだった(『Plutotherottweiler TikTok「Best greeting ever!」』より)

ブラジル在住の女性が2022年12月に投稿した動画が話題に。TikTokのAIマンガフィルターで何もない場所に亡き愛猫の姿が出現していた(『Thaís.Nino TikTok「Não acredito em fantasma,tá gente ?」』より)

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