ペットロスという言葉があるように、飼い主にとって愛するペットとの別れは辛いものだろう。アメリカ在住のある女性も愛して止まない愛犬を亡くしてしまったが、彼女は愛犬の恋しさから被毛が散らかった車内をずっと掃除することができずにいるという。今月下旬に『The Mirror』などが伝えた。
米アリゾナ州在住のTikTokユーザー、ナットさん(Nat、22)が11月2日、1本の動画を投稿した。そこにはナットさんの車が映っているが、車内のあちこちに犬の被毛が落ちており、窓にはヨダレ跡のような汚れや犬の鼻の跡まであった。
動画には「そろそろ車を掃除したらどう? もう3か月も経っちゃうよ」と言葉が添えてあり、動画の最後にはナットさんが飼っていた雄のラブラドール・レトリバー“ガンナー(Gunner)”の姿があった。動画の視聴者はガンナーの姿を見て、なぜナットさんが3か月近くも車を汚れたままにしていたかを察した。
ナットさんはガンナーを子犬の頃から可愛いがり、家族同様に愛を注いできた。ところがガンナーに悪性腫瘍が見つかり、獣医の手術を受け、放射線治療を続けていたものの、今年8歳の誕生日を迎える前に息を引き取ってしまった。
車内に散乱している犬の被毛や窓のヨダレ跡はガンナーのものであり、