このように続けた。
「それでも今のところ、よく食べ、排泄も普通にできているわ。ただ誕生から3日目になり、以前より少し弱っているように見えてね。私たちはできる限りの世話をしているわ。」
なお科学ニュースのウェブサイト『Live Science』によると、顔を2つもつ「顔面重複奇形(二顔体)」は、胎生期の頭蓋骨や顔、四肢などの形態形成に重要な働きを担う「ソニック・ヘッジホッグ(SHH)」というタンパク質が過剰に生成されることで発生するという。
このヤヌスネコがそれぞれに脳を持ち、それが独自に機能しているのか、それとも一つの脳をシェアしているのかは不明だが、顔面重複奇形の個体は短命であることがほとんどで、SNSでシェアされた動画には次のようなコメントが寄せられた。
「この子はやはり、長生きしないだろうね。」
「かわいそうに。」
「心が痛む。」
「レントゲンを撮って、獣医の診察を受けるべきだよ。」
「成長することはないでしょうね。もし苦しんでいるなら安楽死させるべき。」
「背中を下にしたままミルクをあげるなんて。苦しいだろうに。」
「過去には15歳まで生きたケースもあるし、健康に育って欲しい。」
ちなみに米カリフォルニア州では2019年、メスのヤヌスネコ‟デュオ(Duo)”が生後4か月を迎えて話題になっていた。成長は遅いものの、獣医が引き取って世話をしていた。
画像は『Yahoo News UK 「Extremely rare two-headed kitten beats odds of survival」』『GreenWire 「EXTREMELY RARE TWO-HEADED KITTEN BORN TO STUNNED CAT OWNER AND BEATS SURVIVAL ODDS」(92306815385/AsiaWire)』『WSFA 「Kitten born with two faces in Arkansas」』『Thaiger 「ข่าวฮือฮาชาวบ้าน พบแมวสองหน้า เจ้าของเผย ต้องป้อนนมทีละปาก แทบไม่ได้นอน」』『FOX 46 Charlotte 「Meet Biscuits and Gravy, the two-faced Oregon kitten」(Courtesy of BJ King)』『Duo the two-faced cat Facebook「Well on our way during the move from NY to CA. We are somewhere in Colorado and I got a call from a local rescue.」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)