2つの顔を持つネコは、ローマ神話の双面神ヤヌスにちなみ「ヤヌスネコ」と呼ばれている。このたび米オレゴン州で小さなヤヌスネコが誕生し、話題となっている。『FOX 46 Charlotte』『Metro』などが伝えた。
米オレゴン州に暮らすカイラ・キングさん一家のもとに今月中旬、2つの顔を持つメスのネコが誕生した。20日の朝、飼い主のカイラさんが妊娠中だった母ネコの様子をチェックしたところ6匹の子ネコが誕生しており、そのうちの1匹がヤヌスネコだったという。
驚いたカイラさんは、2つの鼻と2つの口、閉じたままの4つの目を持つそのネコの写真を撮影すると、早速夫のBJさんにこう知らせたそうだ。
「6と3分の1(6-1/3)匹のネコが誕生したわ!」
一家はその後、この珍しいヤヌスネコの写真をSNSに投稿したところ拡散し、ついには地元メディアのインタビューまで受けている。
そのなかでカイラさんは「2つの顔を持つこの子を‟ビスケット(Biscuit)”と‟グレイヴィー(Gravy)”と名付けたの。身体は他のきょうだいよりも小さいけれど、とても活発に動いているわ」と語り、こう続けた。
「ビスケットとグレイヴィーにはボトルでミルクをあげているの。それぞれが2つの口で飲もうとするのだけど、1つの口でニャーニャーと鳴きながら、もう1つの口でミルクを飲むこともあるのよ。」
どうやら食いしん坊のビスケットとグレイヴィーのようだが、