チャールズ国王とカミラ王妃が、バッキンガム宮殿で王室の伝統行事であるガーデンパーティを主催した。現在がんの治療中の国王はモーニングスーツで正装し、8,000人のゲストに元気な姿を見せた。同じ時間にヘンリー王子は、ロンドンの聖ポール大聖堂で開催された「インヴィクタス・ゲーム」の感謝礼拝に出席していた。
チャールズ国王がバッキンガム宮殿でガーデンパーティを開催し、8,000人の招待客の前に元気な姿を見せた。このイベントは1868年にヴィクトリア女王が開始した、王室の伝統行事だ。当初は社交界デビューしたばかりの女性が出席するパーティだったが、その後は公共奉仕に貢献した人々を称える場として発展してきた。
国王は2月にがんの治療を開始したと公表し、現在も外来患者として治療を続けている。4月30日には公の場の公務に復帰し、カミラ王妃とともに英ロンドンの病院内にあるがんセンターを訪れた。
晴天となった現地時間5月8日午後4時、ガーデンパーティを主催するチャールズ国王とカミラ王妃がバッキンガム宮殿のカーナーボン・ルームのテラスに現れた。
国王はグレーのモーニングスーツに水色のベストを合わせてトップハットを被り、片手には傘を持った英国紳士の装いだ。
隣に立つカミラ王妃は黒いラインが入った白い帽子を被り、