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writer : ac

【海外発!Breaking News】胸毛、脇毛、すね毛も隠さぬ女性 「ありのままが美しい」と前向きな姿が人気に(カナダ)<動画あり>

体毛がさらに濃くなり頭を抱えるようになった。

2018年に撮影したというビキニ姿(左)と、ムダ毛の処理を止めてからのエステルさん。2019年以前は剃毛、ワックス処理、電気脱毛などとあらゆる方法を試し、10年以上もムダ毛処理を続けた結果、体毛が濃くなってしまったという(『Queen Esie TikTok「In 2018, I had a bikini photoshoot」』より)

実はエステルさん、「自分の毛深さは遺伝によるもので、祖先は西アフリカ、コートジボワールのウェ族」ということを後で知ったという。同国では、植民地化される前は「女性の体毛は成熟と女性らしさの象徴で美しいこと」と考えられていたようで、そのうち「毛深いことは恐れるべきことではない。それを受け入れよう」と思うようになったそうだ。

そしてちょうどその頃、ムダ毛を処理することに疲れと疑問を感じ始め、2019年にまず、胸毛を剃ることを止めた。そしてSNSで「ボディー・ヘア活動家」と名乗り、全ての体毛の処理を止めてビキニ姿を披露。2021年1月には「自分を受け入れよう(セルフ・ラブ)」という特集を組んだファッション雑誌『Glamour UK』の表紙を飾った。

2021年1月、ファッション雑誌『Glamour UK』の表紙を飾ったエステルさん。テーマは「自分を受け入れよう(セルフ・ラブ)」で、「自分を晒すことで美の基準というものが再定義されると嬉しい」と語っていた(『Queen Esther Instagram「I am so happy to share my very first cover with y'all!」』より)

エステルさんはこれまでの経験から、「自分を晒すことで美の基準というものが再定義されると嬉しい」と述べており、SNSでは「自分を恥じるべきでなく、時間をかけて前向きに受け入れていこう」とメッセージを発信している。

InstagramやTikTokで「自分を恥じるべきでなく、時間をかけて前向きに受け入れていこう」とメッセージを発信しており、脇毛も披露している(『Queen Esie TikTok「That’s Body Hair | Let us think about Body Hair」』より)

そんなエステルさんには、「絶対ノー」「女性の胸毛はちょっと抵抗がある」「これは異様」といった批判的な声もあるものの、その多くはポジティブで、次のようなコメントが寄せられている。

「インスパイアされる。」
「あなたのおかげで、私もムダ毛処理を止めたの!」
「毛を剃らなくても、あなたはとても美しい。」
「あなたから発せられるエネルギーが大好きなの!」
「元気をもらっているよ。」

エステルさんには多くの人から「インスパイアされる」「あなたのおかげで、私もムダ毛処理を止めたわ」「そのままでとても美しい」「あなたから発せられるエネルギーが大好き」「元気をもらう」といったコメントが寄せられている(『Queen Esther Instagram「Be at Peace with your Body Hair」』より)

そしてテックインサイト編集部からも、エステルさんに「今後も多くの人を勇気づける存在でいて欲しい」とのメッセージを届けている。

ちなみに過去には、「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」を患い多毛で悩む女性が、髭を剃ることを止めたことをきっかけにSNSを始め、大きな反響を呼んだ。特に同じ病気の人たちが、この女性にインスパイアされたという。

画像は『Queen Esie TikTok「I know you’re in love but stop staring」「In 2018, I had a bikini photoshoot」「That’s Body Hair | Let us think about Body Hair」』『Queen Esther Instagram「I am so happy to share my very first cover with y’all!」「Be at Peace with your Body Hair」』『Nellie J Instagram「Got PeeSeeOhEs?」』『barb Instagram「my luv」』『Eldina Jaganjac Instagram「Selfie med mad i mundvigen」』『cydni.akbar TikTok「Why am I so unsymmetrical」』『Metro 「Woman whose hormone condition made her grow a beard says ditching shaving is the best thing she’s ever done」(Picture: SWNS.com)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

米フロリダ州在住の女性は「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」を患い、多毛で悩んでいた。しかし2021年に髭を剃るのを止めてSNSを始めたところ、大きな反響があったという(『Nellie J Instagram「Got PeeSeeOhEs?」』より)

米バージニア州に住むノンバイナリーの学生(右)は、2019年に脇毛を剃るのを止めた。それ以来、「自然が一番。自分を愛そう」といったメッセージをSNSに発信している(『barb Instagram「my luv」』より)

ムダ毛処理を止めて1年になるというデンマーク在住の女性が2021年、複数のメディアに登場して口ひげに一本眉の姿を披露した。彼女は「できるだけ自分らしく自然体でいよう」と決めたそうだ(『Eldina Jaganjac Instagram「Selfie med mad i mundvigen」』より)

英バークシャーでアートを学ぶ女性は、中学生の頃から“ゴリラ”などと呼ばれ、10年間はずっと眉と眉の間の毛を抜いてきた。しかし2020年9月に「眉は私の身体の一部。一本眉のままでいよう」と決意したという(『cydni.akbar TikTok「Why am I so unsymmetrical」』より)

米ニューヨーク在住の女性は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)により立派な髭を持つ。彼女は2020年、メディアに登場し、見た目が他の人と違うことで悩む人達に向けて「あなたはそれを変える必要はない」と語っていた(『Metro 「Woman whose hormone condition made her grow a beard says ditching shaving is the best thing she’s ever done」(Picture: SWNS.com)』より)

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