イギリスの21歳になる女性は昨年9月、眉間の毛を抜くことをやめて一本眉デビューした。それまでは眉のことをからかわれていじめられたこともあったが、一本眉にしてからは自分に自信がついたという。『Metro』『Dairy Star』などが伝えている。
英南部バークシャーのレディングでアートを学ぶシンディ・アクバルさん(Cydni Akbar、21)は、中学生の頃から“ゴリラ”、“ビッグフット”などと呼ばれ、毛深く一本眉であることをからかわれてきた。
シンディさんは「一本眉が目立っていじめられるのが嫌で、ここ10年間はずっと眉と眉の間の毛を抜いてきたの」と明かすと、これまでの苦い経験について次のように語った。
「よく私の濃い毛を見た人に、『なんでそんなゴリラみたいな毛をしているんだ』とか『なんで私たちと違うんだ』とか『毛を剃ったら?』と言われたわ。ある時は人気者の女子グループが私のところにやってきて、『その眉と眉の間の毛はなに?』って聞かれたこともあった。私はただ黙って座って、何も言い返さなかった。だって私の気持ちなんて彼女たちにはわからないから…。」
「他の人は『眉と眉の間の毛なんて、どうでもいいことでしょう』と言うかもしれないけど、私にとってはとても重要なことだった。でも毛を抜くのは自分のためにしているわけではなく、他の人を喜ばすためだった。私はそんな自分が嫌だったし、いじめられることにもうんざりしていたわ。」
「だから長い間、鏡の中の自分を見て泣いてきた。『これは本当の自分じゃない。こんな自分は好きになれない』とね。一本眉ではない自分を見て、『この自分に慣れなくちゃいけないんだ』と言い聞かせていたの。」
こうして約10年間、なるべく目立たないように過ごしてきたシンディさんだが、