![オーバーブッキングで15歳娘を降機させた米スピリット航空に母親が訴訟起こす](https://japan.techinsight.jp/wp-content/uploads/2019/03/abc15_1903251655-220x201.jpg)
まな板の上にあった肉切り包丁を掴んで、シャロンさんの背中に突き刺してしまったのだ。
米ニュースメディア『New York Post』によると、この家からの悲鳴を聞いた近隣住民が夫婦の息子に電話をかけたという。数分後に息子が駆けつけると、家の中には倒れているシャロンさんと腹部から出血しているスティーヴンがいた。スティーヴンは息子に「彼女を刺して、その後自分も刺した」と告げ、ナイフを手渡したそうだ。
しかし警察官が駆けつけた時、スティーヴンは別のナイフを掴んで再び自分を刺そうとしていた。警察官はテーザー銃を使ってスティーヴンを拘束し、シャロンさんと共に病院へ搬送した。しかしシャロンさんは、病院で死亡が確認された。
検視結果によると、シャロンさんは背中を刺されており、その際に刃が心臓まで達していたという。逮捕後、スティーヴンは警察にこのように供述している。
「食べることに耐えられない私に対して、妻は無理やり料理を作って食べさせようとしたので喧嘩になったのです。妻は怒鳴りだして、皿を私に投げつけました。私はうつ病と偏食があると診断されていて、あの時は実際に何が起こったのか分からない…。妻はあんな目に遭うような人じゃない。妻ではなく、当然私がああなるべきだった。」
そして今月14日、病院を退院したスティーヴンは武器を所持した状態での第2級殺人罪で起訴された。連邦検察当局は発表の中で、「被告は妻の作ったパンケーキを食べたくなかったので、彼女の背中を刺した」と明かしている。スティーヴンは無罪を主張したが、彼は保釈金の設定なしで収監され、次回の法廷審問は1月2日の予定になっている。
ちなみに今月16日にもウガンダで、高齢夫婦の喧嘩による事件が発生した。110歳の男が109歳の妻を刺殺しており、事件の発端は男が「一緒のベッドで寝よう」と妻を誘ったところ、断られたことによるものだった。
画像は『New York Post 2023年12月15日付「DC man, 85, allegedly killed wife because he ‘did not want to eat’ pancakes she made: officials」(GMVozd)、2023年10月31日付「North Dakota woman fatally poisons boyfriend hours after he inherited $30M」(Steven Riley/Facebook)』『Nation 2023年12月17日付「Man, 110, accused of killing his 109-year-old wife over conjugal rights」』『LADbible 2019年8月5日付「Woman Drives Three Miles Down Motorway With Husband On Car Bonnet」(Credit: AsiaWire)』『The Sun 2023年3月8日付「FERRY HORROR Chilling moment husband picks up wife and tosses her off side of a ferry as other passengers race to save her」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)