海外発!Breaking News

writer : hanako

【海外発!Breaking News】病院に向かう車内で出産した女性、血まみれで放置された車に警察官「重大事件か」と勘違い(英)

救急車の到着を待っていたところ突然、エミリーさんが大量出血したという。

実は彼女、長男のローマン君(Roman、6)を出産する際に原因不明の大量出血を経験したそうで、2人目の分娩時には出血を抑えるための特別な処置を受ける予定だったのだ。

「救急隊が到着し、病院に向かう救急車の中で、ジェイクは生まれたばかりの娘を抱きながら私の心拍が急激に下がっていく様子を見ていました。本当に恐ろしく不安でいっぱいでしたが、隊員たちはとても落ち着いていて私たちを安心させてくれました。病院に到着後は、胎盤を取り出すための緊急手術を受けました。合計で3リットルもの大量出血をしていたため、私はスタッフから緊急事態を意味する『コード・レッド』と言われて…。あの時はもう助からないかもと思いました。」

分娩後の出血多量のため病院に緊急搬送され、集中治療室にパイパーちゃんと一緒に一晩入院することになった母親のエミリーさん(画像は『Metro 2023年10月30日付「Mum gave birth in car and left interior ‘looking like crime scene’ scaring cops」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット)

そう語ったエミリーさんだが、幸いにも出産から2日後に退院することができたという。

彼女が病院で治療を受けている間、車は血まみれのまま放置されていたそうで、それを発見した警察官は重大事件が発生したのではないかと心配して病院を訪ねてきたそうだ。

エミリーさんはのちに、「私たちは病院へ行くのに急いでいて、車のことはすっかり忘れていたんです。ダッシュボードの上に私のIDが入った財布を見つけた警察官が、事実を確認するために病院まで来てくれて、ジェイクの母親が事の次第を説明してくれました。車内だけでなく駐車場もかなりひどい状態で、ホースの水で血を洗い流さなければならないほどだったので、まるで殺人事件でも起きたかのように見えたのでしょうね」と明かしている。

新しく家族に加わったパイパーちゃんには、ランドローバーの車内で誕生したことにちなんで「ランディ」というあだ名がつけられた(画像は『Metro 2023年10月30日付「Mum gave birth in car and left interior ‘looking like crime scene’ scaring cops」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット)

愛車のランドローバーの中で誕生したことにちなみ、「Landie(ランディ)」というニックネームで呼ばれているパイパーちゃんとエミリーさんは現在、家族と一緒に元気に過ごしているといい、エミリーさんは助けてくれた人々に対して感謝の気持ちをこう述べている。

「救急隊員も病院スタッフもみんな素晴らしく、警察官にも感謝しています。私が望んでいたような出産ではなかったものの、娘が無事に産まれてきてくれて本当に嬉しいですし、彼女が大きくなった時にこのユニークな話をできることがとても楽しみです。」

画像は『Metro 2023年10月30日付「Mum gave birth in car and left interior ‘looking like crime scene’ scaring cops」(Picture: SWNS)』『BBC News 2023年1月5日付「Aldridge woman gives birth on drive after being sent home from hospital」(HANNAH MITCHELL)』『The Mirror 2022年2月28日付「Couple deliver own baby for second time after road works block way to hospital」(Image: Tom Maddick / SWNS)』『Liverpool Echo 2022年7月30日付「New baby ‘shot out’ as mum travelled at 70mph on motorway」(Image: (C)Lee Reynolds / SWNS)』『Daily Record 2022年1月4日付「Lanarkshire mum gives birth on M8 as off-duty midwife walking nearby luckily heard her screams」(Image: Supplied)』『The Sun 2021年10月4日付「SSURPRISE DELIVERY Mum, 29, gives birth at petrol forecourt ‘in seconds’ after rushing to hospital amid fuel chaos」(Credit: NCJ Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

2022年12月、陣痛が始まり病院に向かった英ウェスト・ミッドランズ州在住の女性。「まだ生まれそうにない」と病院に追い返され、帰宅途中の車内で出産していた(画像は『BBC News 2023年1月5日付「Aldridge woman gives birth on drive after being sent home from hospital」(HANNAH MITCHELL)』のスクリーンショット)

2022年2月、車内で出産した妻を介助した英ノッティンガムシャー州在住の男性。実は妻の出産介助は2度目だった(画像は『The Mirror 2022年2月28日付「Couple deliver own baby for second time after road works block way to hospital」(Image: Tom Maddick / SWNS)』のスクリーンショット)

2022年7月、病院に向かう途中の高速道路で出産した英ランカシャー州在住の女性。第2子だったことから「出産まで時間はたっぷりある」と思っていたという(画像は『Liverpool Echo 2022年7月30日付「New baby ‘shot out’ as mum travelled at 70mph on motorway」(Image: (C)Lee Reynolds / SWNS)』のスクリーンショット)

2022年1月、スコットランド在住の女性が高速道路で出産。女性は偶然にも近くを通りかかった助産師に助けられたという(画像は『Daily Record 2022年1月4日付「Lanarkshire mum gives birth on M8 as off-duty midwife walking nearby luckily heard her screams」(Image: Supplied)』のスクリーンショット)

2021年10月、第3子をガソリンスタンドで出産した英ダラム州在住の女性。4時間後に計画分娩を予定しており、病院に向かっている途中の出来事だった(画像は『The Sun 2021年10月4日付「SSURPRISE DELIVERY Mum, 29, gives birth at petrol forecourt ‘in seconds’ after rushing to hospital amid fuel chaos」(Credit: NCJ Media)』のスクリーンショット)

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