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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】ロットワイラーから子供4人を守ったミニチュア・ピンシャー、自らの命を犠牲に(ブラジル)

常に放し飼いにされていたそうだ。普段は飼い主が所有する土地で自由に動き回っているものの、時々アデラルドさんの敷地にやってくることがあったという。

アデラルドさんは、ブラジルのネットメディア『G1』のインタビューに応じ「このロットワイラーには、すでに4、5人が噛まれている」と明かし、このように続けた。

「今回、子供たちがうちの庭で遊んでいると、ロットワイラーがとても興奮した状態で近づいてきたようです。ビリは子供たちと一緒に遊んでいたのですが、ロットワイラーが近づいてくるのを見て果敢に立ち向かっていきました。幸いにも子供たちはビリが襲われている間、両親が助けにきたため無事でした。」

「ビリは子供たちを救うため、自らの命を犠牲にしたのです。ビリは立派なヒーローでした。とても悲しい話ですが…。私は何度も『あの犬には気を付けるように』と飼い主に忠告したんですよ。結局、ビリは亡くなってしまった。ひどい怪我だったのですが、私たちは経済的な理由で何もすることができなかったのです。」

またアデラルドさんは、4歳の娘にビリが亡くなってしまったことを伝えた時に非常に辛い思いをしたと吐露し、悲しんでいる娘のためにも別の犬を迎えてビリと名付ける予定だという。

ちなみにロシアでも2021年1月、自分の命を犠牲にして迫り来るオオカミから飼い主の息子を守った犬がいた。“ジェシー(Jessie)”という名前のジャック・ラッセル・テリアは自分よりも体の大きいオオカミに立ち向かい、ひどい怪我をした。そして助けに来た飼い主の腕に抱かれたまま息を引き取ったそうだ。

画像は『Amo Meu Pet 2023年5月30日付「Pinscher herói dá a sua vida para salvar 4 crianças de rottweiler」(Foto: Divulgação/Acervo pessoal)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

子供たちに接近してきたロットワイラー。過去に同地域で何人かが噛まれるなどの被害に遭っていた(画像は『Amo Meu Pet 2023年5月30日付「Pinscher herói dá a sua vida para salvar 4 crianças de rottweiler」(Foto: Divulgação/Acervo pessoal)』のスクリーンショット)

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