海外発!Breaking News

writer : flynn

【海外発!Breaking News】「生きていればそのうち届く」南アフリカの郵便局 米国から発送した荷物、13年後に無事受け取る

荷物が届いたことを伝えたところ、父親は覚えていなかったそうだ。しかし紅茶や雑誌のことを話し始めると、マリアさんが生まれた直後に送ったことを思い出したという。マリアさんは2010年3月に生まれ、現在13歳になる。荷物は2010年3月にニューヨークを出発し、通常であれば数か月後に南アフリカに到着するが、マリアさんが13歳になった数か月後に届いたのだ。

サンニャさんは「父がいつも向こうから送ってくれる荷物は、この荷物以外は無事に届いています。13年後、娘が13歳になった後に届くなんて、なんて奇妙なんでしょう」と笑いながら明かしており、無事に届いた記念としてこの段ボール箱を大切に保管するそうだ。また箱の中に入っていたピンクと白のスニーカーは、今のマリアさんの足にぴったりのサイズだったという。

荷物の中に入っていた新品のスニーカーは、現在13歳になったサンニャさんの娘マリアさんの足にぴったりのサイズだった(画像は『IOL 2023年6月13日付「PICS: Durban woman receives ‘missing’ parcel from Post Office almost 13 years later, and here’s what was in it」(Picture: Supplied)』のスクリーンショット)

南アフリカの郵便局は経営不振により破産状態にあり、サービスも機能しておらず、多くの郵便局が閉鎖を余儀なくされている。荷物が届かないことは日常茶飯事という状況を揶揄し、サンニャさんの投稿には「南アフリカの皆さん、心配しないでください。南アフリカの郵便局は、あなたがまだ生きていて、他の住所に引っ越していなければ、あなたの荷物を大切に扱い、適切な時期に届けてくれることでしょう。あなたの荷物は郵便局の倉庫で眠っているかもしれませんが、準備が整い次第、あなたのところに届けられるでしょう」といった声も寄せられている。

画像は『Sanja Hanekom 2023年6月7日付Facebook「The case of the missing parcel.」』『IOL 2023年6月13日付「PICS: Durban woman receives ‘missing’ parcel from Post Office almost 13 years later, and here’s what was in it」(Picture: Supplied)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

13年かけてアメリカから届いたティーポットは、茶こしは破損していたものの傷ひとつ無かったそうだ(画像は『IOL 2023年6月13日付「PICS: Durban woman receives ‘missing’ parcel from Post Office almost 13 years later, and here’s what was in it」(Picture: Supplied)』のスクリーンショット)

1 2