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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】ペットの毛で汚れた車を掃除しない女性、その理由に人々が涙(米)<動画あり>

そこにはナットさんとガンナーの思い出がたくさん詰まっていた。ナットさんはガンナーを後部座席に乗せていつも一緒に出かけていたようだ。彼女はガンナーの痕跡を消すことができず、車内を掃除することができなかったのだ。そして動画にはこのような言葉が添えられていた。

「いつかは掃除しないと…、でも今すぐというのはとても無理だわ。車に乗るとまだガンナーのニオイがするの。ここは私とガンナーの聖域だったから。それにルームミラー越しにあったガンナーの姿がもう見られないことに今後も慣れることは無いでしょう。」

ナットさんの動画はこれまでに660万回以上も視聴され、多くの涙を誘いこのような声が寄せられた。

「もし、あなたがそのままにしておきたいなら、無理に掃除する必要はないよ。」
「ペットは私たちに人生で最も幸せな時間と最も悲しい時間をくれるのよね。」
「あなたの心の準備ができたら、愛犬の毛を使ってネックレスやブレスレットにするといいよ。」

また中には「私も窓の鼻の跡は消せないでいるわ。もう私の犬が亡くなってから3年も経つのよ」と、ナットさんと同じようにペットの思い出を残している人もいたようだ。これに対してナットさんは「好きなだけ思い出を残しておいていいよ。私だって車の窓にある鼻の跡は絶対に消せないと思うから…」と返している。

窓も汚れたまま(画像は『Nat 2022年11月2日付TikTok「maybe one day but definitely not anytime soon.」』のスクリーンショット)

ちなみにアメリカの科学雑誌『Scientific American』のウェブサイトで2018年5月22日に公開された「ペットロスを真剣に受け止めなければならない理由」という記事で、心理学者ガイ・ウィンチ氏(Guy Winch)がペットを失ったことで精神的に大きな苦痛を受ける人がいることに触れており、多くの人がペットを失ってから1~2か月ほどは急性悲嘆の症状が続き、その後1年ほど悲しみの感情が続くと述べている。

汚れには亡くなった愛犬の思い出が詰まっていた(画像は『Nat 2022年11月2日付TikTok「maybe one day but definitely not anytime soon.」』のスクリーンショット)

また英医学専門誌『The New England Journal of Medicine』で2017年10月に掲載された症例報告によると、飼い犬を亡くした女性が胸の痛みや息苦しさなどの症状が出るストレス性心筋症「ブロークンハート症候群」を発症したという。

@my.shit.sh000w

maybe one day but definitely not anytime soon. Going in that car smells like gunner still. It was our safe spot. I will never get used to not seeing him in that rear view mirror.

♬ original sound – Tvdoaudios

画像は『Nat 2022年11月2日付TikTok「maybe one day but definitely not anytime soon.」、2022年2月28日付TikTok「Where’s the time machine cause this boy is turning 8 this year and I can’t handle it」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

飼い主のナットさんとガンナー(画像は『Nat 2022年2月28日付TikTok「Where’s the time machine cause this boy is turning 8 this year and I can’t handle it」』のスクリーンショット)

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