英国の町ライでガーデンパーティに出席したカミラ王妃が、ゲストからチャールズ国王の健康状態について尋ねられる場面があった。王妃は、がんで治療中の国王について「良くなっています」と伝えるも、多忙な公務をこなしている夫について「行儀よくさせなければなりませんね」とジョークを添えた。
カミラ王妃が現地時間16日午後、英イースト・サセックス州の小さな町ライにある「ラム・ハウス」で行われたガーデンパーティに出席した。「ラム・ハウス」は、かつて小説家ヘンリー・ジェイムズやルーマー・ゴッデン、E・F・ベンスンらが暮らしていた家だ。この日のイベントは、ライの有名な文学の歴史を称えるものだ。
当日はあいにくの雨にもかかわらず、カミラ王妃を歓迎するため会場前には多くの群衆が集まった。王妃が柄入りのワンピースの上にトレンチコートを羽織り、傘をさして現れると、待ち受けた人々に挨拶をしながら歩いた。王妃は「ちょっと湿っぽくてごめんなさい」と伝えたという。
チャールズ国王は2月にがんの治療を開始したと公表し、現在も外来患者として治療を受けている。4月30日には宮殿外での対面式公務に復帰し、その後は多忙なスケジュールをこなしている。しかしガーデンパーティには、