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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】継娘のパスポートで旅立った英男性、クロアチアの入国審査で初めてミスに気付く

返事が来ることはなかった。また外務省がデイビッドさんに代わってザグレブの警察に連絡を取り緊急入国用の書類を要請したが、デイビッドさんが入国できなければその書類を受け取ることはできなかった。

デイビッドさんは海外で1人きりにしてしまったアリソンさんと電話をしたが、2人とも突然離れ離れになった不安から感情的になり会話ができないほどになってしまったという。それから2人は5日間、毎日「WhatsApp」のボイスメッセージと写真でやり取りをして励まし合っていた。

そして5日後、予約していた飛行機に乗りイギリスに帰国した際の入国審査では、スマホに入っていたイギリスの運転免許証とパスポートの写真を提示することでデイビッドさんは無事に入国して帰宅することができた。のちにデイビッドさんは「ただただガッカリですし、同時に恥ずかしくもありましたね。私は間違った荷物を持ってきたりせず常に正しい書類を持ってくるような人間ですから、こんなことが起きたなんて信じられません。違うパスポートを持ってきてしまったので半分私の責任ですが、9.11以降に娘の顔写真と名前が載ったパスポートで飛行機に搭乗できるなんて思わないですよね」と誤ったパスポートで出国できてしまった事実に驚いていた。

またデイビッドさんは「今回クロアチアの警察官やAirbnbのオーナーが親切にしてくれたことでこの国の人々の温かさが分かり、絶対にまたクロアチアを訪れようと思っています。次回は自分のパスポートを持っているかちゃんと確かめますよ」とコメントを残した。

なんとか入国できないかと試みたがどうにもならず(画像は『LADbile 2022年5月19日付「Dad Stuck In Croatia And Kept In Cell After Accidentally Using Daughter’s Passport」(Credit: SWNS)』のスクリーンショット)

一方でライアンエアーの広報担当者は、この件について「今回のお客様は自身のパスポートをお持ちでなかったという理由で、クロアチア当局によって拘束されてしまいました。ご旅行の際には、お客様自身の責任において、正しく有効なパスポートをご用意ください。このたびは弊社の空港の取扱代理店が誤ってお客様の搭乗を許可してしまいましたが、このような間違いが再発しないようマンチェスターの取扱代理店と連携していきます」と述べている。

ちなみに過去には娘のパスポートでセキュリティチェックをすり抜けた母親が話題となり、多くの人がセキュリティの甘さに愕然としていた。

画像は『LADbile 2022年5月19日付「Dad Stuck In Croatia And Kept In Cell After Accidentally Using Daughter’s Passport」(Credit: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

妻との旅行はイギリスにとんぼ返りして終わってしまったデイビッドさん(画像は『LADbile 2022年5月19日付「Dad Stuck In Croatia And Kept In Cell After Accidentally Using Daughter’s Passport」(Credit: SWNS)』のスクリーンショット)

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