自身の携帯の中にヒントがあった。
ミアさんはSNSアプリ「Snapchat」で、投稿した覚えのない動画を見つけたという。そこには友人宅から自宅まで歩くミアさんの姿があり、そばにはミアさんが“トビー(Toby)”と名付けたハスキー犬が一緒に歩いていたのだ。
「こんな時間にオオカミが私の後をついてくるんだけど。エスキモーになった気分。こんなのもうエスキモーでしょ。とりあえず行こうか」と、酔っ払いながらも困惑するミアさんが映っていた。
全ての謎が解けたミアさんは、事の顛末を次のように説明している。
「私が投稿したSnapchatによると、真夜中に自宅へ向かって歩いている時、犬が私の後をついてきたの。その犬は通り沿いで飼われていたようで、逃げ出してきたみたいね。」
「深夜2時半頃に帰宅したから、寝ていた母親に私は『新しい仲間を連れて来たよ』って言ったみたい。母親はいい顔をしていなかったけど、翌朝には機嫌が戻っていたわ。」
酔った勢いで何かをしでかすというのはよくある話だが、まさか犬を連れ帰ってくるとは母親も驚いたことだろう。
その後、ミアさんはSnapchatやFacebookでこの犬の飼い主を探し始めた。そして投稿を見た人がミアさんとトビーの飼い主を繋いでくれたそうで、トビーは無事に飼い主のもとへ帰ることができたという。
「飼い主さんはトビーがいなくなってしまい、涙していたそうです。トビーが一晩を寒空の下ではなく、私の家で過ごすことができて良かったと話していました。」
ちなみに一晩を犬と過ごしたミアさんは「今回の出来事は楽しかった」と明かしているものの、今後も犬を飼おうと思う気持ちにはならなかったそうだ。
画像は『LADbible 2021年5月20日付「Woman Wakes Up After Night Out To Find Stranger’s Dog In Her Bed」(Credit: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)