いつ何時でも家の戸締りを怠ってはならない―そう実感させられるようなニュースが、米ウィスコンシン州から届いた。新年早々、女性2人が住む家に泥酔した男性が自宅と間違えて侵入し、家主の大型犬と寝ていたのである。『TMJ4 Milwaukee』『Inside Edition』などが伝えた。
ウィスコンシン州ウォーキショーに住むリン・サーバーさんと同居人のエリーズ・デスケルトさんは、新年早々とんだハプニングに見舞われた。
12月31日、ソファに座って遅くまでテレビを見ていた2人はそのまま居眠りをしてしまった。翌1日の午前5時15分にアラーム音で起きたリンさんは、ほんの目先にある飼い犬“ベントン”のベッドに見知らぬ男性が寝ていることに気付き、驚愕した。
ベントンは体重68kgの大型犬マスティフで、番犬として飼っていた。しかしこの侵入者はかなりの泥酔状態だったため、家主に危害を加える恐れはないとベントンが察したのか、全く吠えなかったようだ。男性はベントンのツインサイズのマットレスの上で、ベントンの体の一部に敷かれながら眠っていたという。マットレスのそばには、男性が脱いだとされる靴や男性のものと思われるお金などが置かれてあり、割れた眼鏡も落ちていた。
リンさんとエリーズさんは、物音を立てないように静かに台所へ行きナイフを掴んだ後、911通報した。ウォーキショー警察が到着したと同時にリンさんに起こされた男性は、自分がどこにいるのかわかっていない様子を見せた。後に侵入者はリンさん宅から2軒先の同じ通りに母親と住んでいる24歳の男性であることが判明したが、彼は31日の夜に新年を祝って泥酔してしまい友人に車で送ってもらったものの、