オーストラリアで今年の夏、生後9か月の男児が見知らぬ男に熱いコーヒーを浴びせられて大やけどを負った。男は外国籍で、事件後にオーストラリアを離れたことが分かっているものの、いまだに逮捕には至っていない。その中で、この男の犯行の動機について複数の中国メディアが報じた。
豪クイーンズランド州ストーンズ・コーナーで現地時間8月27日の正午頃、地元に住むエルナ・ブルギッチさん(Erna Burgic)が生後9か月の息子ルカ君(Luka)を連れて友人とハンロン・パークでピクニックをしていたところ、見知らぬ男が近づいてきた。すると男は突然、魔法瓶に入った熱いコーヒーをルカ君に浴びせた。
男は逃走したが、近所に住む非番の看護師がエルナさんの悲鳴を聞きつけ、ルカ君を冷水で冷やして応急処置を施した。その後、到着した救急隊によって病院に搬送された。エルナさんは、包帯で巻かれたルカ君の姿をInstagramに投稿し「残念ながら、ルカの首と胸の下の火傷には痕が残り、皮膚移植が必要になる見込みです」と明かしていた。
ルカ君に危害を加えた男は外国籍で、事件の4日後にオーストラリアを出国したことが伝えられ、警察は付近の監視カメラに記録された容疑者の映像を公開し、情報提供を呼びかけた。また警察は、9月1日に男の名前を確認できたものの、捜査に支障が出るとして氏名や出国先の公表を控えた。
しかしその後、