イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】メーガン妃は現代版アリエル? 「プリンスと恋に堕ち声奪われたディズニープリンセス」に自ら重ねる

妃は複雑な組織についてこう説明している。

「(王室は言うなれば)ファミリービジネスです。“家族”を構成するロイヤルメンバー達と“ロイヤルファミリー”という組織を運営する人達。これらを切り離して考えるのは難しいかもしれませんが、この2つは全く異なります。」

「この2つをしっかり区別することは重要ですね。たとえば(エリザベス)女王はいつでも私に優しく接してくださっていますから。」

王室入りする前までは自分の意見を持ち、自立した女性をサポートする活動に尽力していたメーガン妃にとって、王室という組織によって自分自身が4年間沈黙を強いられていた現実を「なんとも悲しく皮肉なこと」だと気持ちを吐露した。そしてある日、何気なく見ていたあるディズニー作品に登場するプリンセスに、そんな自身が置かれた状況を重ねて驚愕したというエピソードを披露した。

「ノッティンガム・コテージ(ウィンザーのフロッグモア・コテージに転居する前まで暮らしていた場所)に住んでいた頃、ある日『リトル・マーメイド』が始まったんです。」

メーガン妃は当初、偶然始まったディズニー作品を見るとはなしに見ていたそうだが、途中でこの物語が「プリンスと恋に堕ち、そのために声を奪われてしまうプリンセス(人魚姫アリエル)の話」であることに気付き、ハッとさせられたそうだ。沈黙を強いられていた当時の自身の状況と、同作のストーリーが見事にリンクし、思わず「オー・マイ・ゴッド」と声を出したという。カリフォルニアに移住し王室を正式に離脱してからは、かつてのような制約を気にせず自由に発言できるようになったメーガン妃は、オプラに「でもアリエルは最終的に声を取り戻すんですよね」とハッピーエンディングが待っていることを補足することを忘れなかった。

様々な掟や制約のもと、自由に外出したり発言する権利を奪われたロイヤルメンバーとしての生活は「パンデミックさなかのロックダウンに似ていた」と述べる場面も見られ、自ら判断を下す権利を持ち、今回のようなインタビューへの出演依頼にも「イエス」と答えることが許される立場となった現状に「解放感を覚える」ともメーガン妃は語っている。

画像は『O, The Oprah Magazine 2021年3月8日付Instagram「“Rude and racist are not the same thing.”- Meghan Markle.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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