米大物司会者オプラ・ウィンフリーによるヘンリー王子・メーガン妃夫妻の独占インタビューが、米時間7日に放送された。カリフォルニアに移住した現在は、様々な媒体を通じて自身の声を発信しているメーガン妃だが、王室時代はそれが許されず、周囲から「沈黙させられていた」と告白。そして自身のロイヤルライフを、プリンスと恋に堕ちやがて声を奪われてしまうあのディズニー作品のストーリーに重ねた。
「あなたは沈黙を貫いていたのですか? それとも沈黙させられていた?」
米時間7日に放送された特別番組『Oprah With Meghan And Harry: A CBS Primetime Special』の中で、司会のオプラ・ウィンフリーからの質問に、
「後者の方です」
とメーガン妃が答えたことで視聴者を驚かせた。そしてヘンリー王子との交際が世の知るところになった瞬間から、妃だけでなく両親や友人らも「ノーコメント」を貫くよう王室から指示されたことを明かし、「王室からの指示は、どんなことでも従った」「そうすることで“王室に守られている”と信じていた」と結婚前の自身の心境を振り返った。
しかしメディアによる報道は収束するどころか過熱する一方、また王室における自身の立場も孤立を深めるばかりで、状況は結婚後にさらに悪化したという。そして
「やがて私は気がついたのです。私は“守られていなかった”だけでなく、他のロイヤルメンバーを守るためなら嘘をつくことも厭わない、王室がそんなところであることに。彼らが私と夫を守るために真実を語ってくれることはありませんでした。」
と自分達の直面する状況に、王室が親身に寄り添ってくれたことはなかったと語った。ちなみにここでいう「王室」とはロイヤルメンバーの誰かを具体的に指しているわけではなく、