イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】カミラ・カベロ、心の病気を隠していた理由を告白「弱いと感じていることを悟られたくなかった」

エッセイの中でこう綴っている。

「私のことを“強く自信にあふれたできる人間”だと信じてくれている人達に、実は自分を弱いと感じていることを悟られたくなかった。」
「『心の病気や葛藤を正直に打ち明けてしまったら、もろく能力に欠けた人間だって思われちゃう』―頭の中ではそんな囁きが聞こえていたの。」

現在は認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy、CBT)と呼ばれるセラピーや瞑想法、呼吸エクササイズなどを取り入れつつ、病気と向き合っているというカミラ。以前は自分からユーモアやクリエティビティーなどを奪っていく存在だと認識していた不安症状と、今では友達のように付き合っているそうだ。

「不安症状が出るのは(自己防衛反応の一種で)私を安全に守ろうとするから。だから不安症状が出た時は、ちゃんと耳を傾けるわ。でも必要以上に気を取られないようにも努めているの。それから物事を決断するのは彼女(=不安症状を発症した状態)じゃなく、あくでもこの私だってこともしっかり肝に銘じているつもりよ。」

このように自身の病気を受け入れ、向き合っている現在は「今までにないくらい調子がいい」というカミラ・カベロは、心の病気で苦しんでいるなら一人で闘おうとせずに声をあげ、周囲に助けを求めるよう呼びかけている。また非現実的な完璧さを追い求めるあまり、他人と比較したり、嫉妬したり、パーフェクトであるべきと自分を追い詰める“SNS疲れ”にも言及。そのような感情は決して“弱さ”の象徴ではなく、自らの心の葛藤を認め、それと向き合うための行動を取ることこそが「“パワフル”な一歩につながる」と述べている。

画像は『camila 2020年5月15日付Instagram「“love risks everything and asks for nothing”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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