米ルイジアナ州で14日夜、夢遊病を患う10歳の女児が行方不明になった。女児が見つかったのは24時間以上が経過した15日午後11時過ぎで、熱を検知するサーマルカメラ搭載ドローンが活躍した。米ABCの朝の情報番組『Good Morning America』などが伝えた。
14日午後10時頃、ルイジアナ州シュリーブポート近郊に住むペイトン・セインティグナンちゃん(Peyton Saintignan、10)が自宅を抜け出し、行方不明になった。
夢遊病にかかっていたペイトンちゃんは当時パジャマ姿で、ウェブスター教区保安官事務所(Webster Parish Sheriff’s Office)に通報があったのは、家族や友人が捜索を開始してから1時間後のことだった。
こうして保安官事務所、ルイジアナ州警察、数百人のボランティアが協力し、大規模な捜索が開始された。その過程で、ハンター用のトレイルカメラに森の中を歩くペイトンちゃんの姿が写し出されていたことが判明した。
そんな中、サーマルカメラ搭載ドローンでの捜索を申し出たのが、ドローンサービス会社「Drone Management Services LLC」の共同経営者ジョッシュ・クローバーさん(Josh Klober)で、翌15日に約64キロ(40マイル)離れたアーカンソー州から現場にやって来た。
ジョッシュさんによると、保安官事務所のスタッフが発電機や大型フラットスクリーンTVなどの設置を手伝ってくれたそうで、ドローンを飛ばして約20分後(30分とも報道)の午後11時頃、森の中で体を丸めてうずくまるペイトンちゃんを発見した。
事前にトレイルカメラが捉えた、行方不明時のペイトンちゃんの写真を見ていたジョッシュさんは、