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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】ストレスで顔半分が突然歪んでしまった女性「心を大切にすることが自分を愛することと気づいた」(米)

ダニエルさんの場合はストレスが免疫力の低下を引き起こし、ベル麻痺を発症したと見られている。

その多くは半年ほどで完治するようだが、ダニエルさんはあまりにも歪んだ自分の顔にかなりのショックを受けたようだ。笑顔をつくっても顔が引きつったような不自然な表情になってしまい、自分の顔に自信が持てなくなった彼女は徐々に家族以外の人達と距離を置くようになった。

しかしダニエルさんはInstagramで同じ悩みを抱える人たちが集まるコミュニティがあることを知り、自分の身に起きたことを素直にそこで共有することができた。そして次のように語った。

「コミュニティのメンバーは私と同じ経験をしており、私の存在がまた彼らの励みになったのです。もし私の存在がたった一人でも、誰かの助けになるのであれば私は手を差し伸べることでしょう。」

「私は自分を愛するということは、自分を素敵に見せるとか自分の顔がどんな風に見えるとかいうのではなく、いかに自分自身の心や魂を育てて大切にするかということに気づいたのです。」

ダニエルさんは自分が顔面麻痺になったことで、見た目にこだわることより自分が自分であることに自信を持って生きることを学ぶことができたと感じているようだ。彼女は今でも鍼治療と頭蓋仙骨療法を受けているが、その効果は徐々に現れ、顔の麻痺は良くなってきているとのことだ。

栄養士として働くダニエルさんは、以前はストレスを抱えながら日々忙しく働いていた。当時は自分がストレスを感じているとは思っておらず、一生懸命働くことに価値を感じていたという。そんな彼女の顔面麻痺について、多くの人が他人事とは思えなかったようだ。

SNS上では「出産後に妻が同じようなことがあった」「私の従兄弟もストレスが多い時期に顔面麻痺になったよ」といった声があがり、意外にも多くの人が発症していることがうかがえる。責任感が強く勤勉な人ほどストレスを感じることが多いようだが、できるだけ自分を労わるような生活を心がける必要があると言えるだろう。

画像は『Media Drum World 2019年12月17日付「Woman Who Feels Like She Has Been Punched In Her Face Wakes Up With Half Of Her Face Paralysed」(IMAGE:MDWFEATURES / DANIELLE FERGUSON)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

顔面麻痺を患う前のダニエル・ファーガソンさん(画像は『Media Drum World 2019年12月17日付「Woman Who Feels Like She Has Been Punched In Her Face Wakes Up With Half Of Her Face Paralysed」(IMAGE:MDWFEATURES / DANIELLE FERGUSON)』のスクリーンショット)

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