Twitterで「アニサマ! 本命の2日目 北宇治カルテットが観たくて3年前初参加 TRUEから歴史を辿り『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』 がんばれ! 京アニ!」とハイテンションでツイートしている。
彼は「本命の北宇治カルテット 4年前『響け!ユーフォニアム』とED曲『トゥッティ!』にハマり 駆け出しで伝手が無いなか、好きで『GIRL POP02』に呼んだ…」と当時を思い出しつつ、やがて「武田綾乃さんの原作小説全作読んで、映画館の入場特典で池田晶子さんの名を知りました」という。
池田晶子さんはテレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』(2006年)や『響け!ユーフォニアム』でキャラクターデザインを手がけ、他にも作画監督や原画で数々の作品に関わりながら京アニ放火事件で犠牲になった。
きくちPは「何よりキャラクターデザインは あたしのアニメ好きのいちばん大事な処」と池田さんのサイン入りイラストを投稿し、「映画『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝』のエンドロール、報道で見かけたお名前に胸が痛くなります」とつぶやいている。
なお、アニサマ最終日である9月1日にはテレビアニメ『けいおん!』(2009年4月より)の劇中バンド・放課後ティータイムがサプライズ登場して『Don’t say “lazy”』と『GO! GO! MANIAC』を演奏して盛り上げた。
そうした状況にツイッター上では「たまアリのアニサマで事件に触れずに京アニを悼むのに感動しました」、「今年のアニサマは京アニ作品に全部持ってかれてたなー。1人1人がクリエイターとして(もちろん演者も)真摯に向き合って、全力で盛り上げてくれてたもんな。オタクさん達の京アニさんへの愛もありえん程伝わってきたし、一生好き」といった声が飛びかっている。
なかには「正直京アニの事件で色々難しくなりましたよね~ アニサマなんてライター持ち込み禁止&金属探知機でサワサワされましたしね…悲しいな…」という情報もあり、余波の大きさがうかがわれる。
画像は『結城アイラ 2019年9月2日付オフィシャルブログ「Animelo Summer Live2019 “STORY”」』『きくちP 2019年9月7日付Twitter「映画館の入場特典で池田晶子さんの名を知りました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)