大富豪ジェームズ・パッカー氏と一日も早く結婚したい。そんな思いからニック・キャノンに離婚書類へのサインを迫ったマライア・キャリーに、ニックは「分かった。邪魔なんかしない」と答えたそうだ。そしてようやく離婚が決まった数日後、パッカー氏はド派手で金遣いが荒く、しかも絶えずリアリティ番組のクルーに暮らしぶりを披露するマライアに幻滅。「もうムリだ」として一方的に別れを決めてしまった。

婚約者から突然、三行半を突きつけられた形のマライアは「彼は精神状態が悪かった」などとパッカー氏を糾弾。「この指輪はキープの方向で」「それに破局の影響でツアーにも支障が出たから、数十億円払いなさい」などとパッカー氏に要求したというが、それでも心の底では「彼は私の所に戻ってくる」と自信を持っていたという。それゆえか最近では「浮気相手か」と噂されたダンサーらとの食事会にもダイヤの指輪をはめて参加していたのだが、パッカー氏の冷え切った愛は元に戻らず。もう見込みはないとようやく悟ったマライアは酷い落ち込みようで、ある情報筋は米メディア『PEOPLE』にこう話している。

「最初に破局を突きつけられたときの時のマライアは、全然怯んでもいない様子でした。すぐにもとの状態になると期待していたようです。でも今は『もう駄目だ』と気付いているんですよ。マライアはジェームズ（パッカー氏）と一緒にいられず酷く落ち込んでいます。」

そこで「このまま落ち込んでいても意味はない」と友人達と外出し、楽しい時間をもうけようと努力しているという。

「そう、家でただ考えているなんて嫌なんですよ。マライアは捨てられ、とても傷ついています。もう彼のような人には二度と会えない。マライアにはそう分かっているのです。」

マライアやその子供達を大切にし、超豪華な宝飾品を購入し買い与えるなどしていたパッカー氏。その凄まじい散財ぶりを注意した関係者もいるというが、莫大な資産を持つパッカー氏は「これでもか」というほどマライアのために金をつかい、夢のようなゴージャスライフを手に入れたマライアはすっかり酔いしれている様子だった。しかし少々調子に乗りすぎてしまったのか、さすがのパッカー氏もマライアを「金銭感覚のない女性」と考えたもよう。またその派手な暮らし方が気に入らず、急激に気持ちが冷めてしまったらしい。

ニックとの結婚生活も完全に「The End」。そして生涯お姫様のような暮らしを約束してくれるはずだった大富豪との婚約も反故にされてしまったマライアの落胆は想像に難くない。昨年の冬は仲良くアスペンを訪問し熱々だった2人だが、それから1年も経たぬ間に「マライアはディーヴァ」「パッカーは精神的におかしい」と互いに罵りあうようになってしまったことに、本人達が一番驚いているに違いない。

出典：https://www.instagram.com/mariahcarey
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）