writer : ac
ブラジル在住の48歳の母親は、水頭症を患う29歳長女のケアに追われている。大きな頭を持つ長女は7月に30歳を迎えるが、寝たきりで話すことさえできないという
母アダルジーザさんは妊娠中に風疹にかかり、胎児が水頭症と判明した。医師は大きな頭の赤ちゃんを見て「ビッグベビー」と呼んだという
アダルジーザさんは医師から「この子は誕生しても3か月しかもたないだろう」と言われたそうだが、グレイジェリーさんは7月に30歳を迎える。ただ話すことも歩くこともできない状態だ
寝たきりで抱っこするのも一苦労のアダルジーザさん。それでも“ありのまま”の娘を愛し、献身的に支え、喜んで世話をしているという
歩くことも、話すことも、自分で食事をすることもできず、オムツを付けての生活で、最近は視力も失ったグレイジェリーさんだが、アダルジーザさんは「娘はちゃんと私のことを理解している」と主張する
「娘からは前向きなエネルギーを感じる」と語るアダルジーザさんは、常にベストを尽くし、娘の人生の最後の日まで愛し続けるつもりという