writer : ac
医師に「結合双生児が生きて誕生する確率は5%、誕生後に24時間以上生存できるのは2%」と中絶を勧められたものの、元気に誕生したカーリーちゃんとカーターちゃん。今は6歳になる
一家は米アイダホ州からテキサス州ヒューストンに移り住み、チェルシーさんはより設備の整った「テキサス小児病院」で出産、元気なカーリーちゃん(左)とカーターちゃんが誕生した
主要臓器はそれぞれにあるものの、腸の一部が融合し、骨盤が1つで下半身で結合している。腕は2本ずつあり、カーリーちゃんが右脚をカーターちゃんが左脚をコントロールする
アイダホ州ブラックフットで両親、兄ジェイソン君、弟マイカ君と暮らすカーリーちゃんとカーターちゃん。ジェイソン君は大好きな妹のことを「よく遊ぶし、他の子たちと何ら変わらない」と語る
チェルシーさんは双子の誕生後、分離しない決断をしたものの「将来分離するかどうかは2人の決断に委ねようと思っている。そして手術の危険性や合併症を承知の上でどうしても手術をしたければ支援する」と語る
地元の病院での超音波検査で赤ちゃんが結合双生児と分かり、医師に中絶を勧められたというチェルシーさん。ショックを受けるも、「この子たちに生きるチャンスを与えたい」と妊娠を継続した