村人たちは発電機を使ってワニを感電死させた。
そして被害者の遺体が回収されたものの、頭部は切断されていたそうで、ロカン・ヒリル警察署長のイサ・イマーム・シャローニ氏(Isa Imam Syahroni)は「被害者の体には傷が数か所ありました。またワニの腹部を切り裂くと、胃の中から被害者の頭部が見つかりました」と衝撃の事実を明かした。
なお、ワニの胃の中からはヤスミンさんの腕と思われる部位も見つかったが、当局と地元の保健センターはその後、「被害者の死因は、ワニに首を噛まれたことで、頭部と体が切り離されたことによるもの」と結論づけた。
一方、死因が暴力や犯罪によるものではないことから、ヤスミンさんの家族は検死解剖を拒否し、遺体はすぐに葬儀場に運ばれたという。
このニュースには、「人間を食べたからといってワニを殺すのはいかがなものか」「ワニがいる危険な場所で釣りをしていたのは被害者。ワニの殺し方が残酷過ぎる」「ワニを殺しても、被害者は戻ってこない」といった声のほか、「地元政府には早急な対応を望む」「このようなことが二度と起きないように願っている」というコメントが寄せられた。
ちなみに、インドネシアではワニやヘビによる被害が多数報告されている。2021年には、父親と一緒に川で釣りをしていた8歳の少年がワニに襲われて死亡した。また2024年2月には、父親と一緒に川で船釣りをしていた10歳の少年がワニに襲われ、同じく命を落とした。
画像は『Metro.co.uk 「Search party finds missing fisherman’s head in crocodile’s stomach」(Picture: ViralPress)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)