海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】週に6万円払って結婚相手募集の看板を掲載する70歳男性「いい人に出会いたい」(米)

看板広告を立ててから約2週間で400件以上の電話と40~50件のメールが届いたそうだ。

看板の効果は絶大で、アルさんのもとには400件以上もの電話や40~50件のメールが届いたという(『New York Post 「I pay $400 a week to advertise myself on a billboard to find a girlfriend」(Al Gilberti / SWNS)』より)

しかしその大半は、お金などを得ようとする人からのものだった。「ほとんどの問い合わせは、私から何かを得ようとしているものでした。私のことを、請求書の支払いを助けてくれる金持ちか何かだと思っている人もいましたよ。同じ状況なら私も同じようなことをすると思いますから、気持ちは分かりますけどね」とアルさんは話す。

アルさんは、相手に対して譲れない条件を「一途で誠実で、自分自身に正直であること」と説明する。この3つの条件が一致すれば、アメリカ国内であればどこにでも引っ越すつもりで、「いい人に出会えれば、最初はZoomで話すことになると思いますが、ヨーロッパでも会いに行く」と明かしている。また、スリムな体型の人を望んでいるそうだが、それ以外に見た目のこだわりは特にないという。

相手にとってのメリットとして、アルさんは自身が聞き上手で、オープンマインドの持ち主であると主張する。「私には年金収入がありますし、健康で実年齢よりも若く見られます。高齢者は頭の固い人が多いものですが、私はそうではありません。2015年から独身で、26歳年下の人と付き合っていたこともありますから、私よりも若い人だって気にしませんよ」と、アルさんはいい人であれば年齢は関係ないと語った。

また、「もちろん、ちょっと有名になりたいという気持ちもありますが、いい人に出会いたいのです」と、アルさんは切実な思いを打ち明けた。

このニュースを見た人々からは、「いい出会いがあるといいね」「いろんなカラオケ店に行ったら見つかりそうじゃない?」「私もこんな広告を出してみようかな」「私はとっくに諦めたけど、1人でいるのって辛いよね」「理想の女性から連絡がくるといいな」など、成功を祈るコメントやアイディアに興味を示す声が寄せられた。

ちなみに2021年12月にもアルさんと同様に、巨大看板で恋人を募集した66歳の独身男性が注目を集めていた

画像は『New York Post 「I pay $400 a week to advertise myself on a billboard to find a girlfriend」(Al Gilberti / SWNS)、「Pizzeria’s blunt ‘Now hiring: non-stupid people’ ad sparks backlash」(Santino’s Pizza)』『Austonia 「Texas transplant looking for the right woman to sweep him off his feet via billboard in Austin area」(Austonia)』『BBC News 「‘Wish my dad happy birthday’ billboard draws thousands of calls」(CHRIS FERRY)』『The Mirror 「Unemployed man rejected 300 times pays £400 for ‘hire me’ billboard but still has no job」(Image: Pop Culture Shock / Caters News Agency)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)

2021年、米テキサス州在住の66歳男性が巨大看板広告で恋人を募集。顔写真の横に「共に歩んで語り合い、互いに労わりあえる50~55歳くらいの素敵な女性を求む」と書かれていた(『Austonia 「Texas transplant looking for the right woman to sweep him off his feet via billboard in Austin area」(Austonia)』より)

米ニュージャージー州に住む男性は2019年3月、62歳の誕生日に息子2人から予期せぬサプライズが。巨大な看板に父の誕生祝いメッセージと電話番号を掲載していた(『BBC News 「‘Wish my dad happy birthday’ billboard draws thousands of calls」(CHRIS FERRY)』より)

北アイルランドに暮らす24歳男性は2019年から就職活動を続けるも、300社に断られた。そこで2021年、「僕を雇って」と看板広告で自分自身を売り込むことにした(『The Mirror 「Unemployed man rejected 300 times pays £400 for ‘hire me’ billboard but still has no job」(Image: Pop Culture Shock / Caters News Agency)』より)

2023年、米オハイオ州のピザ店が出した求人広告が話題に。店の外に「スタッフ募集中(愚か者を除く)」と提示していた(『New York Post 「Pizzeria’s blunt ‘Now hiring: non-stupid people’ ad sparks backlash」(Santino’s Pizza)』より)

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