4人の王族女性が新生児を抱いている貴重な姿だ。
中央ではエリザベス女王が夫エディンバラ公フィリップ王配との三男エドワード王子を、その手前ではマーガレット王女がスノードン伯爵との長女レディ・サラ・チャットを抱いて座っている。
さらに、アレクサンドラ王女は夫アンガス・オギルヴィ氏との長男ジェームズさんを、ケント公爵夫人キャサリンは夫ケント公爵エドワード王子との長女レディ・ヘレン・ウィンザーを抱いている。
4人は2か月以内に我が子を出産しており、この写真は王室産科医ジョン・ピール卿への感謝を込めた贈り物として撮影された。
別の写真は、1943年に英ウィンザーのロイヤル・ロッジで、ファッションフォトグラファーのセシル・ビートン氏が撮影したものだ。国王ジョージ6世がデスクの前に座り、その周囲を妻エリザベス皇后、娘エリザベス王女(当時)とマーガレット王女が囲んでおり、家族の心温まる瞬間が写っている。
もう1枚の写真もセシル氏によるポートレートで、マーガレット王女が白いボールガウンドレスを纏い、椅子に座って横を向く姿を捉えたものだ。
なお会場では、エリザベス女王と家族の貴重な写真に加え、写真家ヒューゴ・バーナンド氏が撮影した、2011年のウィリアム王子とキャサリン妃(ともに当時)のロイヤル・ウエディングや、昨年5月のチャールズ国王の戴冠式など、最近行われた歴史的な王室行事の写真も展示されている。
画像は『The Royal Family Instagram「Thank you for a wonderful first day of the #PlatinumJubilee Celebration Weekend!」』『Royal Collection Trust Instagram「Never-before-seen portraits of the Royal Family,」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)