故エディンバラ公フィリップ王配を偲び、エリザベス女王(94)が夫との思い出深い写真を公開した。王配の葬儀が執り行われる前日に女王が共有したのは、夫妻がスコットランドの丘の上で微笑んでいる貴重なツーショットだ。
バッキンガム宮殿の公式SNSは現地時間16日、エリザベス女王とエディンバラ公フィリップ王配の未公開写真を公開した。公務を離れてリラックスした女王と王配が、スコットランドのハイランド地方の景色を楽しんでいるプライベートな様子を捉えたものだ。
投稿には「女王は2003年にスコットランドのザ・コイルズ・オブ・ミック(The Coyles of Muick)頂上で、エディンバラ公を撮影したプライベート写真を共有したいと思います」と記された。
この丘は、女王と王室メンバーが夏の休暇を過ごすバルモラル城の近くにある美しい景色が眺められる場所だ。城の敷地内にはミック湖(Loch Muick)もあり、滞在時には散歩やピクニックを楽しんでいる。女王のお気に入りの場所であることから、新しく迎え入れたコーギー犬の1匹に“Muick(ミック)”と名付けたほどだ。
写真のフィリップ王配は、青いセーターにクリーム色のズボンを合わせたカジュアルな装いだ。ラグの上に横たわって左肘を立て、右膝の上に帽子を置いて微笑んでいる。
隣に座る女王はグリーンのブラウスにニットカーディガンを羽織り、赤いタータンチェックのスカートをはいている。首元にはパールのネックレスをつけ、カメラに向かって優しい微笑みを見せていた。
夏の休暇中に撮影されたとみられる写真は、