英時間4月21日、エリザベス女王が94歳の誕生日を迎えた。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、毎年恒例の誕生日の祝砲は中止された。女王が在位してから初めてのことである。バッキンガム宮殿はSNSで女王の幼い頃の映像を公開、ウィリアム王子夫妻とチャールズ皇太子はSNSで誕生日を祝う写真とメッセージを公開している。
94歳の誕生日を迎えたエリザベス女王は現在、エディンバラ公フィリップ王配と共にウインザー城に滞在している。新型コロナ拡大のため誕生日恒例の祝砲は中止となり、今年はソーシャルメディアで祝うのみとなった。毎年6月に開催される公式祝賀行事も中止することが発表された。
誕生日当日、バッキンガム宮殿の公式Twitterはエリザベス女王の貴重な4枚の写真と王室パティシエによるカップケーキのレシピに加え、女王が幼い頃の貴重な映像とメッセージを公開した。
「女王の94歳の誕生日に、皆様から多くの祝福のメッセージを頂いたことに感謝します。」
「今日、ご自宅で誕生日を迎えている方々へ。大切な人と一緒であっても、あるいは一緒でなくても。たくさんの大きな幸せをお返しいたします。」
公開された映像では、幼少時のエリザベス女王と妹のマーガレット王女が庭で遊ぶ姿が映っている。姉妹がシーソーで遊んだり、乗馬などを楽しむモノクロームの映像だ。次にカラー映像になり、客船の中でダンスをするシーンがある。
英国内ではソーシャル・ディスタンシングが推奨されており、同居していない家族を訪問することはできない。それぞれ別の場所に滞在するチャールズ皇太子とウィリアム王子夫妻は、