海外発!Breaking News

writer : flynn

【海外発!Breaking News】溺れかけた青年を助けるため、海水浴客が団結「人間の鎖」で救助をサポート(南ア)<動画あり>

南半球に位置する南アフリカでは、これから夏本番を迎え、12月の最高気温が30度以上に達する地域もある。暑い日が続くと海での事故も増加するが、このほど溺れかけた青年を救うために海水浴客が一致団結して救助にあたったという。南アフリカのニュースメディア『Daily Maverick』などが報じている。

11月30日午後3時頃、南アフリカのクワズール・ナタール州の南端にあるポートエドワード(Port Edward)のグレンモア・ビーチで、青年が溺れているという通報が「南アフリカ海難救助隊(NSRI)」に届いた。

「ウムタムブナ・サーフライフセービングクラブ(Umtamvuna Surf Lifesaving Club)」のテリー・バーガーさん(Terri Burger)によると、グレンモア・ビーチは時折強い離岸流があり、泳ぎが得意でなければやや危険だという。事故当時は晴天で、木曜日とはいえビーチには多くの人がいたそうだ。ビーチで海水浴客の安全を見守るライフガードは12月15日から常駐を予定しており、それ以前は週末のみ稼働していたため、現場のビーチにライフガードはいなかった。

そんな中、強い離岸流に巻き込まれた20歳の青年が溺れているという通報を受け、海難救助隊が出動した。しかし海難救助隊が駆けつけた頃、青年はすでに海水浴客らによって助け出されていた。

青年が溺れていることを知ると、地元に住むファカマニ・ンゲレカさん(Phakamani Ngeleka、20)とムコビ・ンゲレカさん(Muqobi Ngeleka、16)がビーチに設置されているピンクの救助ブイを持って海に入り、

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