茶色い斑点の部分から放熱して体温調節を行うという。
キリン保全財団「Giraffe Conservation Foundation」によると、アフリカ原産のアミメキリンは、2018年に絶滅危惧種に指定されている。ブライツ動物園の創設者であるトニー・ブライトさん(Tony Bright)は「模様のないキリンの赤ちゃんが国際的に報道されたことで、キリンの保護に関しても注目が集まりました。野生の個体数は過去30年で40%減少し、絶滅の危機に瀕しているのです」とコメントを公表した。
同園は今月22日、Facebookで模様のないキリンの赤ちゃんの写真を公開し、名前を募集した。投稿には4つの選択肢が記載されており、“ユニーク”を意味する「Kipekee」、“珍しい・並外れた”を意味する「Firyali」、“最も美しい”を意味する「Shakiri」、“屈指の美しさ”を意味する「Jamella」の中から名前が選ばれるという。
珍しいキリンの姿を見た人々からは「これはすごい!」「なんて可愛いキリンなの!」など驚きの声のほか、「白いラインがなくなったように見える」「茶色の部分がすっごく大きかったのかも」などキリンの模様について独自の捉え方をする人もいた。
ちなみに今年6月には中国で、野生では世界に1頭と言われる、全身が真っ白なアルビノのパンダが発見され、その姿を捉えた動画に注目が集まっていた。
画像は『Brights Zoo 2023年8月22日付Facebook「Name the baby giraffe」』『CBS News 2023年8月22日付「Tennessee zoo says it has welcomed a rare spotless giraffe」(BRIGHTS ZOO)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)