医師の診察を受けるように説得したが、「自分は大丈夫。死ぬことはない」と聞く耳を持たなかったそうだ。
そんなジャンナさんの友人の一人はロシアのメディアに「彼女が死に至るまでの7年間の過程をこの目で見てきた」と語り、次のように明かしていた。
「ジャンナとは約5か月前、スリランカで会ったの。ゲッソリし、リンパ浮腫で脚がむくんでいたけど、それでも動き回っていた。痛みをこらえるようにしてね。そこで彼女に鏡を見せ、昔の写真と比べてみたの。そして病院に行くよう説得したけど、ダメだった。結局最後は逃げてしまったのよ。」
この友人はその後、タイのプーケットでガリガリに痩せたジャンナさんを見かけて恐ろしくなったそうで、「彼女は私の部屋の上の階に住んでいた。私は毎朝、『彼女が遺体となって発見されるのでは』と心配だった」と述べ、別の友人はこう指摘した。
「タイで彼女と会って怖くなった。彼女の手はまるで私の12歳の妹のように細かったから。」
友人らによると、ジャンナさんは神経性やせ症(拒食症)に苦しんでいたそうで、「ジャンナは亡くなる前の1か月、骨と皮だけになっていた。彼女は1か月近くベッドで過ごし、起きても歩くことが困難で、階段を一歩上がるのに数分を要していた」と明かす者もいた。
こうしてマレーシアの病院の集中治療室に入院したジャンナさんは、そのまま帰らぬ人となってしまった。死因については現在も調査中だが、ジャンナさんの熱烈なファンの中には「果物に使われていた化学物質が原因だろう」と信じる者もいるという。
なお極端なローヴィーガン生活では、カルシウムやビタミンDなどの不足や貧血、神経系の損傷、ホルモンバランスの乱れによる疲労、生理不順、不妊などに陥る可能性があるそうで、このニュースには次のようなコメントが寄せられた。
「人間は肉を食べなきゃ、体がもたぬ。」
「バランスが悪い食事では筋肉もつかない。」
「これはメンタルヘルスの問題だろうね。」
「ローヴィーガンではなく、神経性やせ症(拒食症)だよ。」
「悲劇。SNSの犠牲者がこれ以上増えないことを祈る。」
「私はウイスキー、ポテトチップス、パイが好きだけど、彼女の倍は生きてるよ。」
「ローヴィーガンで長生きした人ってあまりいないよね。」
「悲しいニュース。」
「生きた骸骨のよう。もう少し早く助けてあげられたら…。安らかに。」
画像は『Raw food Creation by Zhanna D’art 2021年9月18日付Instagram「Raw food is a plant-based diet」、2020年11月9日付Instagram「Skinny but strong is it possible?」、2020年12月4日付Instagram「2020 Great Awaking Time」、2020年11月6日付Instagram「Healthy Outside Starts Inside!!」、2023年4月13日付Instagram「My mono strawberry breakfast」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)