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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】イギリス国内でわずか4匹だった希少な犬種、8匹の仔犬を産んで個体数3倍に

ヴェッターフーンの近縁種であるシュタバイフーン(Stabyhoun)を飼っていた。2人はオランダ原産の犬種を好んでいたためこのプログラムに協力することを決め、昨年の夏にメスのアフカに合うオスのヴェッターフーンを見つけるため、ヨーロッパ中を探し回った。そして見つけたのが、オランダのヘルダーラント州ヘーテレンで飼われている、6歳の“ジャッピー(Jappie)”だった。

アフカのいる場所から国境を越えて450マイル(約724キロ)も離れたところで過ごしていたジャッピーだったが、距離的に最も近い相手だった。相性を確かめるためデートをさせるのも大変だったが、保護活動のためには遠いという理由だけでこのチャンスを逃すことはできず、アフカとジャッピーの対面の機会が設けられた。そして2匹は打ち解けることができ、今月5日にアフカは8匹の仔犬を産んだのだ。

誕生した仔犬たちには、ヴェッターフーンの特徴的なクルクルとした可愛い巻き毛が確認できる。仔犬の誕生によりイギリス国内におけるヴェッターフーンの個体数は12匹に増加し、3倍になった。

ニッキーさんとマイクさんは仔犬たちの新しい家族を探しているそうで、「何よりもまず、仔犬を大切に育ててくれる人を希望していますが、いつかヴェッターフーンの仔犬を迎えたいと考えている人からの連絡にも期待しています。この国で安定した個体数までヴェッターフーンが増えることを願っています」と話している。現在は仔犬たちのウェイティングリストを作成しており、UKシュタバイフーン協会は、仔犬1匹を1500ポンド(約24万9千円)で販売することをニッキーさんとマイクさんにアドバイスしている。

ちなみに先月には、クリームのゴールデンレトリバーからピスタチオ色の仔犬が誕生し、その姿を捉えた動画が話題を呼んでいた。

画像は『BBC 2023年4月12日付「Rare Wetterhoun puppies born in Dorchester in UK first」(UK STABYHOUN ASSOCIATION)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

世界でも約1000匹しかいないヴェッターフーン。英ドーセット州にいるアフカとオランダのヘルダーラント州にいるジャッピーが結ばれて8匹が誕生。仔犬には可愛い巻き毛が確認できる(画像は『BBC 2023年4月12日付「Rare Wetterhoun puppies born in Dorchester in UK first」(UK STABYHOUN ASSOCIATION)』のスクリーンショット)

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