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writer : ac

【海外発!Breaking News】障がいを持つ母親を世話する2歳男児、温かい家庭に「息子は誇り」と母(中国)<動画あり>

洗濯物を取り込んだりといった家事を手伝い、時には食事をワンさんの口に運ぶ。

ワンさんの髪を乾かすポメロ君。手が硬直しているワンさんにとって、ポメロ君が支えてくれることは大きな助けになっており「息子は誇り」と語る(画像は『AmoMama 2023年3月27日付「2-Year-Old Boy Takes Care of His Disabled Mother: ‘Sometimes I Feel Sorry for Him’」(Source: Youtube.com/South China Morning Post)』のスクリーンショット)

ワンさんは「息子は誇りだし、とても頭がいいの」と述べ、こんなエピソードを明かした。

「息子にミルクを渡そうとして転んでしまったことがあってね。『なぜ転んだの?』と聞かれたの。それで『床が濡れていたからよ』と答えると、息子はそれ以来、『ここは滑りそうだから気を付けてね』と教えてくれるようになったの。」

それでもワンさんは「まだ2歳の息子にたくさんの責任を負わせ、申し訳ないと思うことがある。あの子はとても気が利くから…」と述べ、「そんな息子にいい教育を受けさせるために、私たち夫婦は一生懸命働いている。これから私たち家族がもっと幸せになれたら嬉しいわ」と続けた。

洗濯物を取り込むワンさんを手助けするポメロ君。ワンさんは「まだ2歳の息子にたくさんの責任を負わせ申し訳ないと思うことがある」と語るも、「息子のために一生懸命働いて、いい教育を受けさせたい」と明かす(画像は『AmoMama 2023年3月27日付「2-Year-Old Boy Takes Care of His Disabled Mother: ‘Sometimes I Feel Sorry for Him’」(Source: Youtube.com/South China Morning Post)』のスクリーンショット)

ちなみに夫妻は近隣の宅配の仕事をし、オンラインによる商品販売も手がけているが生活は決して楽ではない。またSNSにはたくさんの応援の声が届く一方で、「障がいがあるのに子供を持つなんて身勝手だ」といったネガティブなコメントも絶えないそうで、ワンさんは自身の思いを次のように打ち明けている。

「必死に努力さえすれば、自分たちが望む人生を手に入れることができるはず。私は母になることを選んだし、息子を育て上げる自信もある。障がい者だって人間なの! 命がある限り、道は開けるわ。」

「幸せというのは自分の心が決めることよ。だから私はいつも『自分ができること』を考える。そして『なぜ自分に障がいがあるのか』について自問することはないわ。」

「私には勤勉な夫、可愛い息子、そして私のことを愛してくれる両親や義親がいるの。私はとても満ち足りた人生を送っているわ!」

なおこのニュースには、次のようなコメントが寄せられている。

「2歳の子に親の世話をさせるのはフェアじゃない。」
「子供らしい生き方ではないでしょう。」
「この家族にとってはきっと、毎日が挑戦なのでしょうね。でも、世界で最も幸せな家族なのかもしれないね。」
「家族の笑顔を見れば幸せだって分かるよ!」
「私も5歳くらいの時に、決して裕福でない祖母の手伝いをした。でもちっとも苦じゃなかった。だって祖母が大好きだったから。祖母のケアをすることで、思いやりや高齢者をリスペクトすることを学んだ。こんなに愛してくれる人がいるこの子は、全く問題がないと思う。」
「この女性は素晴らしい母親。この家族は非難されるのではなく、リスペクトされるべき。」
「身勝手なんかじゃない。愛に溢れた家族だよ。私もこんな素敵な家族が欲しかった。」
「インスパイアされる。世界はあなたのことをかわいそうだなんて思わない。素晴らしいと思うよ。」
「人生を精一杯生きている。素敵だよ!」
「子供を虐待する親がいる一方で、障がいがあっても子供に愛を注ぎ、全力で息子をケアしているこの女性の姿は胸を打つ。この子はきっと、思いやりのある素晴らしい子に育つと思う。」

画像は『South China Morning Post  2023年3月9日公開 YouTube「Little boy in China takes care of disabled mother」』のサムネイル、『AmoMama 2023年3月27日付「2-Year-Old Boy Takes Care of His Disabled Mother: ‘Sometimes I Feel Sorry for Him’」(Source: Youtube.com/South China Morning Post)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

「幸せというのは自分の心が決めること。勤勉な夫、可愛い息子がそばにいて、私は満ち足りた人生を送っている」と語るワンさん。愛が溢れる家族には応援の声が多数届いている(画像は『AmoMama 2023年3月27日付「2-Year-Old Boy Takes Care of His Disabled Mother: ‘Sometimes I Feel Sorry for Him’」(Source: Youtube.com/South China Morning Post)』のスクリーンショット)

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