エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】ランジャタイ国崎、ビートたけしの師匠の墓前で真夜中に奇声をあげる理由 「一番面白いと思うネタを見てもらってる」

その年に自分が一番面白いと思っているネタを全力でやるのだという。お墓の前で奇声を発したり、動き回ったりと渾身のネタ見せをするため、昼間だと色々と迷惑がかかる恐れがあるので、夜中にたった1人で行うそうである。それが終わると普段はあまり酒は飲まない国崎だが、墓の前でカップ酒を飲み、いい気持ちになって帰宅するのだと話す。

深見さんのお墓の前でのネタ見せはかれこれ5年以上になるが、初めて相方の伊藤幸司と一緒にやったのは昨年のこと。『M-1』の決勝進出が決まったことで、国崎はどうしても「師匠、これがM-1でやるネタです」とコンビで報告したかったのだ。ただ伊藤にあらかじめ事情を説明して連れて行くのは面白くないので、黙ってタクシーに乗せられ怯える伊藤に「まあ『ロンハー』なんだけど、お前だけに(ドッキリだと)言うわ」と耳打ちし、お墓のあるお寺に向かった。「これで決勝に行きます」と墓前で披露したのは、“風が強い日に猫が飛んできた”という設定のネタ。しかし「ニャニャニャニャアァ!」との奇声を聞いて飛んで来た住職から、「君たち何をやってるんだ! 大丈夫か」と怪しまれたため、「芸人です」「M-1に出るんです」と国崎は必死に説明したという。

ランジャタイは今年が『M-1』のラストイヤーとなる。2021年の決勝では強烈なインパクトを残しながらも最下位に終わったが、その独創的な“イリュージョン漫才”に魅せられファンになった視聴者も多かった。最後の『M-1グランプリ』はぜひチャンピオンとなり、深見千三郎さんのお墓に嬉しい報告ができるよう頑張ってもらいたいものだ。

画像は『佐久間宣行のオールナイトニッポン0【公式】 2022年10月20日付Twitter「【佐久間宣行のオールナイトニッポン0】お聴き頂きありがとうございました!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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