ディーゼルはアリーさんを見つめると次のように吠えた。
「ノット・ゴーイング!」
「ウォント・ゴー・トゥー・ヴェット!(Won’t go to vet/獣医のところには行かないよ)」
「ドント・ウァント・ゼム!(Don’t want them/注射はしたくないんだ)」
そこでアリーさんが「注射は必要なのよ」「ペットホテルにステイするの」と説明すると、ディーゼルは「ホワイ・ニード・ゼム(Why need them/なぜ必要なの?)」「ノット・ゴーイング」「ノー」と吠え、自己主張を止めない。
しかし最後のパートでは、リードを付けて出かける気満々のディーゼルが居間を走り回る様子が映し出され、「レッツ・ゴー(Let’s go/行こうよ」「シック・オブ・ウェイティング(Sick of Waiting/もう待ちくたびれちゃったよ)」「カモーン(Come on!/いい加減にしてくれよ)」と吠えるところで動画は終わっている。
アリーさんによると、獣医のところに行く前のディーゼルは決まって抵抗するものの、診察になるとまるで自身の運命を受け入れたかのように静かになるそうで、「診察中のディーゼルは緊張しているようだけど、とてもいい子にしているの。必要な処置中はじっとしていて、診察が終わると『さあ、家に帰ろう』と気持ちを切り替えるようよ」と明かす。それもそのはず、アリーさんは獣医からの帰りには必ずペットショップに寄るそうで「ちょっとしたご褒美ね。ディーゼルにはトリーツを買ってあげるのよ」と笑顔を見せた。
ちなみにディーゼルは7月、アリーさんが飼うもう1匹の犬と一緒に初めてペットホテルに行くそうで、注射はそのために受けたという。ただディーゼルが最も嫌いなのはお風呂で、アリーさんは「最初から最後までずっと駄々っ子のままなのよ」と呆れ顔だ。
それでも「ディーゼルは私が16歳の時からずっと一緒なの。小さい時からおしゃべりで、散歩中に通りがかりの人に話しかけるのよ。それも年を取るたびにどんどんおしゃべりになっているわね」と明かし、最後にこう述べた。
「ディーゼルは私たちにたくさんの喜びをもたらしてくれているの。どんなにつらいことがあっても、ディーゼルのあのキャラにいつも癒されているわ!」
なおこの動画には、「本当に『ノット・ゴーイング』と言っているね」「飼い主と会話が成立しているところがすごい」「私が歯医者に行く時と同じだわ」「キャラが最高!」「可愛いわよね」「TikTokの犬の中で一番面白い」「『カモーン』という言い方がティーンエイジャーのよう」「ノーとあれだけ拒否しながらも、最後は受け入れているところがお茶目」といったコメントが届いている。
@krispyk9.execs Someone doesn’t want to go to the vet #dog #talkingdog #alaskanmalamute ♬ original sound – Krispy K9 Execs
画像は『Krispy K9 Execs 2022年4月22日付TikTok「Someone doesn’t want to go to the vet」、2022年5月6日付TikTok「Who else always uses the same one random password」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)