飼い主から「獣医(ヴェット)」の言葉を聞いたアラスカン・マラミュートの“ディーゼル(Diesel、8)”が、鳴きながら「行かない」と頑なに拒否する姿が捉えられ話題となっている。なんとディーゼル、英語で「ノット・ゴーイング(Not going/行かない!)」などと発し、飼い主と会話が成立しているのだ。『The Dodo』が伝えている。
米ミシガン州在住のアリー・ピーロさん(Allie Piro)が先月末、TikTokに投稿したオスのアラスカン・マラミュート“ディーゼル”の動画が話題だ。
「獣医のところに行きたくない誰かさん」とタイトルがつけられた動画では、まず居間にいるディーゼルがアリーさんを見て吠える姿が映し出される。画面には「僕たちは何をするの?」とディーゼルの鳴き声を代弁した言葉が添えられており、アリーさんは「これから獣医のところに行くのよ」と返答している。
しかし「獣医」という言葉を聞いたディーゼルは尻尾を振りながらも落胆しているようで、上目遣いでアリーさんを見つめるとこう吠えた。
「ノット・ゴーイング!」
すると畳みかけるようにアリーさんは「獣医とのアポは8時よ」と伝えるが、ディーゼルは顔を上げずに床を見つめ「ノット・ゴーイング」を繰り返す。
この態度にアリーさんは「ダディはもうすぐ帰ってくるから、そうしたら行きましょうね」と続けるも、ディーゼルはアリーさんと目を合わせず、まるで子供が地団駄を踏むかのように足で床を蹴り、「ノー(No)」と言ってその場に座り込んでしまう。
そんなディーゼルにアリーさんは「注射をするわよ」と病院での予定を報告。その後、映像が切り替わるとダディの帰宅を待つディーゼルとアリーさんのやりとりが繰り広げられる。
アリーさんはディーゼルに、もう少し待てばダディが帰ってくること、そうしたら獣医のところに行って注射を受けることを繰り返すのだが、