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writer : ac

【海外発!Breaking News】致死率98%超 脳を食うアメーバで7歳男児死亡(米)

2010年夏に当時7歳だった息子カイル君を亡くした両親が立ち上げ、PAMの認知度向上や予防のための活動を行っている非営利団体「カイル・ケアズ・アメーバ・アウェアネス(Kyle Cares Amoeba Awareness)」は「PAMの致死率は99%。しかし100%防ぐことが可能。これ以上犠牲者を出さないためにも、もう一度PAMの症状、予防法を確認して欲しい」と呼びかけている。

なおテハマ郡ヘルスサービス機関が今月4日に公表したデータによると、カリフォルニア州では1971年以降にPAMが10例報告されているという。またアメリカ疾病予防管理センターは、米国内でのPAMの発症は1962年から2019年の57年間で148例、感染者の平均年齢は12歳、男性が75.6%であることを公表している。

ちなみに昨年8月には米フロリダ州で、家族と一緒にキャンプに出かけた13歳の少年がPAMに感染して死亡した。湖で泳いだ2日後に吐き気、嘔吐、激しい頭痛、首の痛みに襲われ、10日後には全ての脳活動が完全に停止し人工呼吸器が外された。

画像は『GoFundMe 2021年8月4日付「Help The Pruitt Family」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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