すぐ消防隊に連絡したという。
ガーティがいたガレージの屋根は近くの丘と繋がっていたようで、屋根に登っていた際に壁の隙間に誤って転落してしまったようだ。
通報を受けたシンシナティ消防隊が駆けつけたが、壁の隙間からガーティを持ち上げることができず、のこぎりやハンマーを使って壁を破壊し始めた。
救出の様子は動画に収められており、消防隊員のジェニー・アドキンスさん(Jenny Adkins)が大きなハンマーを使って豪快にコンクリートの壁を砕く様子が映っている。中にいるガーティの姿は映っていないが、空けた穴のすぐそばにいるようでジェニーさんが声をかけて誘導していた。
しかし見慣れない人や大きな音に驚いてしまったのか、なかなか出てこようとしないのでさらに壁を壊すと、ようやくガーティが恐る恐る穴から顔をのぞかせた。そしてジェニーさんに引っ張られるようにして穴から外に出ると、周囲にいた隊員から拍手が起こった。
ジェニーさんは10分ほどで救出されたガーティを小脇に抱えてコニーさんたちのもとへ運び、5日ぶりの再会を果たした。
コニーさんは「ガーティは小さな尻尾を振って興奮していました。とても可愛らしかったです」と胸をなでおろした。ガーティにケガは無かったものの、かなり疲れた様子だったという。
ちなみにガーティとの再会に大喜びしたコニーさんたちだが、壁を壊したことでその修理費が1000ドル(約11万円)になる可能性があることを同消防隊は明かした。またガーティの様子から、行方不明だった5日間ずっと壁の中にいたのではないかと推測している。
画像は『Metro 2021年7月21日付「Firefighters smash through wall to rescue dog trapped inside for five days」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)