アメリカのあるマンションのエレベーターで飼い主だけがリードを持って上がってしまい、残された犬が宙吊りになりそうな事態が起こった。しかしその場に居合わせた男性が素早く救助して事なきを得たようだ。『Fox News』『Dallas Morning News』などが伝えている。
米テキサス州ヒューストンにあるマンションの監視カメラが捉えた映像が人々の関心を集めている。そこには今月9日、マンション1階のエレベーター前でポメラニアンを連れている若い女性の姿があり、エレベーターの扉が開くと中にいた男性が出た後に女性が乗り込んだ。
ここで女性は連れていた犬をエレベーターに乗せそびれてしまい、自分だけ乗った後にすぐ扉が閉まってしまった。女性の手には犬のリードが握られており、そのまま6階まで上がり始めたのだ。犬が乗っていないことに気づいた女性は大きな悲鳴をあげたが、彼女にはなす術が無かった。
ところがその様子を、先ほどエレベーターから降りてきた男性が目にしていた。男性はヒューストン在住のジョニー・マティスさん(Johnny Mathis)で、1階エレベーター前で置き去りにされた犬を見るなり、とっさに飛びつくようにして犬の首輪からリードを外そうとした。
その間もエレベーターは6階へと上昇していき、犬のリードはグイグイと上の方へ引っ張られ、