アンバーも出廷して証言台に立った。1月には裁判所に音声記録が提出され、アンバーもジョニーを殴ったことを認めていたが、今月初めに裁判所はジョニーの主張を棄却。新聞社の主張が実質的に真実であるとの判決を下した。なおジョニーは無実を主張し、上訴するつもりだと伝えている。
アンバーはインタビューで、メラ役降板を求める声があがっていることについても言及した。
「ソーシャルメディアなんかに見られる金銭を支払って書かれた噂やキャンペーンなどによって、キャスティングが決定されることはないわ。これらには現実に何の根拠もないのだから。」
「『アクアマン』と『アクアマン2』の映画化が実現したのは、ファンのおかげよ。来年からのスタートを楽しみにしているの。」
アンバーは2021年の撮影開始を期待すると話したが、『アクアマン2』の撮影はスタジオから正式にゴーサインが出ておらず、キャストも確定していない。パンデミックの影響のため、正式な撮影開始日も未発表のままだ。
遡ること2018年12月、米紙『Washington Post』は「アンバー・ハード:私は性的暴力に対し声をあげ、世間の怒りを買った。それは変わらなくてはならない」と題したアンバーによる寄稿文を掲載した。その中でアンバーは、2年前に暴力被害を告白したことに言及。友人やアドバイザーから女優としての仕事は二度とできなくなり、ブラックリストに載ると言われたことや、有名ブランドのキャンペーンモデルから降ろされたことなどを明かしていた。その際に『アクアマン』でのメラ役が続行できるのか―といった疑問も持ち上がったと綴っている。
画像1、3枚目は『Aquaman Movie 2019年4月22日付Instagram「Happy Birthday to our Mera, @amberheard!」、2019年3月8日付Instagram「The King of the Seven Seas would be nothing without Mera and Atlanna!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)