映画で共演した俳優ジョニー・デップと強烈に惹かれ合い、熱愛の末に昨年ジョニーの妻になった女優アンバー・ハード。しかし結婚前より2人はたびたび衝突。結婚後も関係は安定するどころか悪化の一途をたどり、今年に入りアンバーは離婚を申請するに至った。だがジョニーの日常的なDVを主張したアンバーに同情する声は少なく、それどころかジョニーの友人からは「ジョニーは利用され、ハメられた」という声まで浮上。これに激怒したアンバーは「名誉棄損である」として同友人を訴えたが、ここにきてそれを取り下げていたことが分かった。
「ジョニー・デップの言葉と肉体的暴力に耐える日々だった。」
アンバー・ハードのこの主張に驚いた友人ダグ・スタンホープ(Doug Stanhope)は、ジョニーを擁護すべくコラムを執筆。『The Wrap』に掲載された記事には、こう綴られていた。
「僕の友人(ジョニー)はDVを報じられ、(アザのできたアンバーの)写真まで公開された。僕はそれが大デマだと知りつつ、一言も話せなかった。」
「僕達は、アンバーがジョニーをコントロールするのを見てきたんだ。」
「ジョニーは、傷ついた様子でこう話してくれた。『アンバーに捨てられる。彼女の提示する条件に従わねば、公の場で彼に関する嘘をつくと脅されている』とね。つまり恐喝だ。」
「ジョニーは利用され、ハメられ、世間から最低野郎のように思われた。そうなると知りつつ、彼にはどうすることもできなかったんだ。」
これに立腹したアンバーは、「完全なる誤りであり中傷的な内容」としてスタンホープに対する名誉棄損訴訟を起こした。スタンホープ側はこれに対し「あの記事は自分のウェブサイトに載せたもの」「“脅迫している”なんてタイトルで『The Wrap』に掲載されたものの、俺はあんなタイトルはつけた覚えもない」と釈明。その後の展開に全米メディアが注目していたが、その後ジョニーからアンバーに約7億円を支払うという取り決めで決着がついたためか、アンバーはスタンホープに対する訴訟を取り下げたという。
さてその後、アンバーは一体どこでどのように過ごしているのか。現在の彼女の様子を、ある情報筋は米『PEOPLE』にこう話している。
「アンバーは女優です。今は仕事に集中したいと思っていますよ。現在はロンドン滞在を満喫中です。ロンドンで働くこと、そして友人と一緒に時間を過ごすことを、とても楽しんでいます。」
今はアメリカを離れ、ようやく一息ついているアンバー。「金をむしり取ろうとDVをデッチあげたのではないか」と多くのジョニー・ファンに猛批判され傷ついたアンバーは、ジョニーから支払われる大金を全額アメリカ自由人権協会と小児病院に寄付すると表明済みだ。結婚破綻により失ったものは大きいが、ジョニー、そしてアンバーは心機一転、別々の道を歩みさらなる飛躍を目指す。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)