近年、俳優のジョニー・デップとの泥沼離婚で話題になった女優のアンバー・ハード(32)。12月21日にアメリカで公開がスタートするDCコミックス新作『アクアマン』(2019年2月8日日本公開)でアトランティスの女王メラ役を演じるアンバーが、このほどドメスティック・バイオレンスやハリウッド内における男女の格差について語った。
アンバー・ハードは映画『ラム・ダイアリー』(2011年)で共演した俳優ジョニー・デップと2015年2月に結婚するが、わずか1年後の2016年5月に離婚を申請した。アンバーはジョニーからDV(ドメスティック・バイオレンス)を受けていたと主張し、ジョニーがこれを否定したことで離婚が泥沼化していた。ジョニーは和解金700万ドル(約7億円)を支払い、アンバーはそれを小児病院とアメリカ自由人権協会(ACLU)の2団体に全額寄付して2017年1月に離婚が成立している。
そのアンバー・ハードが、『Glamour』1月号の表紙を飾った。アンバーは長いインタビューに答えており、長年の友人で写真家のアマンダ・デ・カディネットが、『Glamour』に「彼女が絶望と暗い場所から這い上がってくるのを見てきたわ」「彼女には(自ら)話すことができないひどい話がたくさんあるのよ」と明かした。このコメントに対し、アンバーはDVを告白する女性たちについて「女性が(DVを)公にすると、それが真実か疑われたり、敵意や恥を感じることになるの。男性の場合は(なぜ彼女が告白したのか…たとえば金のために告白したなど)という動機だけを話せばいいのよ。男はそうするわよね。または社会が(女性について)話題にするでしょうね」と、女性の立場がいまだに弱いことを吐露した。それもそのはず、